サイゾーウーマンコラム塾代年間100万! 中学受験のリアル コラム ママ友グループLINEから 「年間100万」! 子どもの塾代に悩むママたちが語る、中学受験のリアル「ここまで投資したんだから、諦めるわけにはいかない」 2021/11/16 14:00 池守りぜね(ライター) ママ友グループLINEから 予期せぬ中学受験で家計を圧迫! 金策のためダブルワーク しかし、千穂さんの家庭にとって、中学受験にかかる経済的負担は想像以上だという。 「私は保育士なんですが、時短勤務をしているので思うようには稼げません。息子が低学年のうちは担任を受け持ったり、遅い時間の勤務はしないつもりでいたものの、娘の塾代や受験料などで費用がかさむので、受験が落ち着いたらシフトを増やすつもりでいます。夫は小さな印刷会社に勤務し、土曜勤務も隔週であるほど業務量は多いのに、入社してからほとんど給与が上がっていなくて……。副業は可能なので、週に2回ほど、深夜の警備バイトもしています。私も夫も正社員ではあるのですが、今後、大幅な収入アップは期待ができないので、もしも娘が志望校に合格できても、学費を払い続けられるかと不安ですね」 そんな千穂さんは、小学校で同じように子どもに中学受験をさせるママたちと出会い、「○○中学は入学後の寄付金はいらない」という情報をLINEで送り合っているそうだ。「10月、11月は学校説明会がピークの時期。人気校だと予約すら取れないこともあるので、こまめに情報交換をしています」と語る。 進学率の高い有名校ではなくても、子どもを私立に入れたい親たち 中学受験というと、“男子御三家”とされる開成、麻布、武蔵、“女子御三家”とされる桜蔭、女子学院、雙葉などの進学率の高い有名校ばかりが頭に浮かぶが、千穂さんいわく、実際には難関校以外を受験する子どもが大半だという。 「娘はクラスの中でも、普通よりは少し勉強ができるくらいだったので、いわゆる“進学系”の私立中学なんて考えたこともありませんでした。最初から名門校狙いの子は、低学年の頃から塾通いをしているケースがほとんどなので、地頭が良かったり、個人指導の塾に通わせて徹底的に勉強させないと、なかなか太刀打ちできそうにありません。うちの子は、偏差値的にはさほど高くない大学の付属女子校を狙っています。小5の終わりから塾に通わせていますが、それでも年間100万円近くかかっていますね……」 次のページ ここまで投資したのだから、受験を諦めるわけにはいかない 前のページ123次のページ 楽天 お受験・中学受験で頼りにならないパパがガラリと変わる本 関連記事 「あなたの息子は手がかかる」“加配申請”のため、保育園から発達障害診断を受けるよう言われたママの不安を救った“一言”“授かり婚で無痛分娩”の友人に思わずイラッ! 「私は不妊に悩んで帝王切開もするのに……」SNSで抱えた不安を和らげた、ママ友からのメッセージテレ朝社員、“五輪打ち上げ”騒動の次はメルカリで“『ドラえもん』グッズ転売”!? 発覚の背景に“ママ友トラブル”説も「抱っこ紐は触られやすい」「ベビーカーに虫除けカバー」!? 「#いきなり赤ちゃんに触らないで」問題に悩む、ママたちの対策法保育園で娘が濃厚接触者に! ワクチン未接種で“家庭内感染”に怯える母親を襲った、ママ友からの“恐怖LINE”