暮らし
女性の悩みを解決!
「腸活」にいい食材3選、管理栄養士が解説! 「和食」が最強? 便秘解消&ダイエットに効果アリ!?
2021/11/09 13:30
腸活で意識したい食品は、善玉菌を増やす「発酵食品」と、善玉菌のエサになる「食物繊維」。反対に、悪玉菌が喜ぶのは「動物性たんぱく質」と「脂質」なので、これが多くなりすぎないようにすることも大切です。
つまり、日本人が昔から食べてきた和食は「最強の腸活食」といえます。和食の中でも腸活にとって特に重要なのは、米、味噌、漬物の3つ。それぞれくわしく解説します。
2-1.米
現代の食生活の問題点として、食物繊維不足が懸念されていますが、これは穀物を食べる量が減っていることが一因です。米にも食物繊維が含まれているので、しっかり食べることで腸活につながります。
また、米は咀嚼(そしゃく)を促してくれるのも特徴。咀嚼すると胃の動きを促し、胃の動きが腸の動きを促すというつながりがあるので、米は栄養と形状の両面で腸活に有効な食材といえるのです。
2-2.味噌
味噌は日本を代表する発酵食品で、腸内環境改善を助ける菌も多く含まれています。例えば、野菜たっぷりの具だくさん味噌汁は食物繊維が豊富に摂れて、腸の中にいる善玉菌のエサとなるので一石二鳥な一品。また、味噌は胃腸に負担をかけづらい植物性たんぱく質の優秀な供給源でもあります。
2-3.漬物
漬物は主に野菜を調味料などに漬けこんだもので、乳酸発酵させると保存性や風味が増加。油脂を使わないものが多いので、胃腸に負担をかける心配は少ないですし、善玉菌のエサになる食物繊維と、善玉菌のもとになる乳酸菌を摂れます。
ただし、市販の漬物の中には風味調味料に浸けただけで、発酵させていないものもあるため、購入前に原材料名を確認してみましょう。