RIP SLYME、“グループ内不和”は「事務所の対応」が影響? SUの不倫報道時も「担当者不在で沈黙」の過去
11月1日、ヒップホップグループ・RIP SLYMEのメンバーであるPESが、自身の公式サイト上で4年前にグループを脱退していたことを公表した。PESはメンバーに対し、「彼ら3人には何度も心を折られているので、また同じステージに立つことは想像すら出来ません」と拒絶を示しているが、メディア関係者は「事務所がきちんと対応しなかったせいで、メンバー同士の関係が悪化した」と指摘する。
「RIP SLYMEは、2017年4月発売の『FRIDAY』(講談社)で、当時、歌手・大塚愛と結婚していたメンバー・SUが、モデルの江夏詩織(現在は「栞」名義で活動)と不倫を報じられて活動を休止。同9月にSUを除くPES、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAで音楽フェス『氣志團万博 2017 ~房総与太郎爆音マシマシロックンロールチョモランマ~』へ出演したのを最後に、18年10月にグループ活動休止を正式発表しました」(芸能ライター)
以降、ファンからは活動再開を願う声が多数寄せられていたものの、PESは19年3月に自身のTwitterで「どうしてもみんなリップやらせたいみたいですけど、完全に永遠に無理でしょう。この感じでは」などと発言し、ネット上で物議を醸していた。
一方のRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人は定期的にインスタグラムやYouTubeチャンネル「リップチャンネル」で動画配信を行っており、10月8日にインスタグラムで行ったライブ配信でPESの名前が挙がっていたため、本人が配信への参加をリクエストしたものの、彼らは承認することなくスルー。その後、RYO-Zが自身のアカウントで「2次会始まりまーす」と投稿し、YouTubeチャンネルでの配信を告知すると、PESが「それで逃げ切れると思ってるんですかね、、、。」「裏で会っても恫喝されて脅されて終わりますよ」などと不穏なコメントを残したことで、ファンの間ではさまざまな臆測を呼んでいた。
それから1カ月が過ぎようとしていた11月1日、PESが公式サイト上に「RIPSLYMEインスタライブの件について」というタイトルの文書を公開。すでにグループから脱退していたことを公表したのだ。
「PESは、メンバーと『関わりたくないという思いもあり』発表が遅くなったと説明した上で、グループ活動がストップした17年9月に、『様々な理由から今後RIP SLYMEのメンバーとして活動を続けることが困難であると判断』し、グループや、彼らをマネジメントしていた芸能事務所・田辺エージェンシーを辞めたと明かしています」(同)