コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

藤森慎吾はもう一度、田中みな実にトライするべき? おせっかいだけど「復縁」を提案したい、運命的な「相性の良さ」

2021/10/28 21:00
仁科友里(ライター)

 田中はフリーに転身したばかりの頃、ある番組で、藤森は自分の美容上の努力に気づいてくれる存在だと話していた。ネイルを変えたとか、新しい口紅にしたなどという小さな変化に気づいて、ほめてくれるのだという。さすがに前髪を5ミリ切ったときはわからなかったようだが、変化に気づいてほめてくれる男性というのは、日本ではかなり少数派で、これは藤森の才能というべきだろう。

 現在は、ほぼ美容家として活動している田中のモチベーションを上げるためにも、こういう感度の高い人がそばにいることは仕事の役に立つのではないか。ちなみに、美容家・君島十和子の夫(元皮膚科医)も妻の変化に敏感で、ほめてくれたり、「そろそろエステに行け」と勧めてくれると女性誌で読んだことがある。

 くしくも、藤森も美容には造詣が深い。20年11月配信のウェブ版「MAQUIA」(集英社)のインタビューによると、スキンケアはもちろん、月に一度、サロンで眉毛の形を整え、ネイルサロンに通い、シミができたらレーザーを打ち、全身脱毛と歯の矯正やホワイトニングをしていることを明かしている。また、お世話になっている女性たちのために、シャネルの口紅を30本購入して配ったこともあるという。

 自分だけがきれいになるのではなく、美容の楽しさを性別問わずにシェアするような行動がとれる藤森は、男性、女性双方に憧れられる「美容男子」として、新たなキャラクターを確立できるのではないか。

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