米倉涼子『ドクターX』19.0%でトップ独走、ワースト入りは田中圭『らせんの迷宮』&江口のりこ『SUPER RICH』【10月期ドラマ初回視聴率ランク】
ベスト3位と4位には、水谷豊主演『相棒 season20』と沢口靖子主演『科捜研の女 season21』というテレ朝の看板シリーズが並んでランクイン。今期の『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ(沢口)に東京への異動の話が持ち上がる……という同作ファンをドキドキさせるような幕開けでスタートした。
そんな波乱の初回では、現在公開中の映画『科捜研の女 -劇場版-』にも登場するマリコの別れた夫で刑事指導連絡室長の倉橋拓也(渡辺いっけい)も登場。これに、ネット上では「マリコの別れた夫が渡辺いっけいさんだったとは!」と驚がくする視聴者が散見された。
ちなみに10月14日からのドラマ放送に先駆けて、6日からCS東映チャンネルでは『科捜研の女 season1』を再放送中だが、一部視聴者から「シーズン1、マリコが別れた夫のことを引きずるわりと俗っぽいキャラだったりと、随所に見られる違いがパラレルワールドのようで面白い」という声も。長期シリーズにおける登場人物の微妙な性格の変化が、ファンの間で話題になっているようだ。
田中圭の演技に賛否『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』はワースト入り
ワースト3位は西島秀俊主演『真犯人フラグ』(日本テレビ系)で、8.4%。しかし、同枠の前クールで派手にコケてしまった中川大志主演のラブコメディ『ボクの殺意が恋をした』(全話平均5.3%)と比較すると、そこまで悪い数字ではなさそうだ。
同作は、19年4月期から2クール連続で放送された『あなたの番です』(同)の制作スタッフが再集結したオリジナルミステリー。今作も2クールにわたり放送が予定されており、初回では家族がこつ然と姿をくらまし、右往左往する主人公(西島)の様子が描かれた。
ネット上では、「今回も、犯人を推理するのが楽しみ!」「『あな番』大好きだったから、新作うれしい!」と期待する『あな番』ファンがいる一方で、「『あな番』に似てるけど、ハラハラドキドキしない」「主人公の必死さが伝わらない」といった声も目立ち、17日放送の第2話では、7.2%まで数字を落としてしまった。ただ、『あな番』の後半での追い上げを思うと、挽回する可能性は十分ありそうだ。
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