“スティーブ・ジョブズの末娘”がランウェイデビュー! ビル・ゲイツの長女もSNSで「おめでとう」と祝福
10年前にこの世を去ったアップルの創業者スティーブ・ジョブズ(享年56)の末娘イブ・ジョブズ(23)がパリ・ファッションウィークでランウェイデビューし、注目を集めている。
2020年12月にコスメブランド「Glossier」のキャンペーンガールに就任し、モデル活動を開始したイブ。泡風呂に浸かりワイングラス片手にカメラを見つめる広告ポスターの彼女はとても美しく、父親の面影があると、大きな話題となった。
そんなイブがランウェイデビューを果たしたのは、13年に設立されたパリのファッションブランド「Coperni」。体にぴったりとフィットしたネオグリーンのタートルネックTシャツと、ダークブルーのミニスカート、フレームの大きなオレンジ色のサングラスに厚底サンダルという装いで、ブランド新作ハンドバッグを手にランウェイを闊歩した。
イブはインスタグラムに、ブランドの創設者アルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイヤーをタグ付けた複数枚の写真を投稿。「このショーがどんなに素晴らしいものか、言葉では表せない。Coperniのヴィジョンに参加できて光栄です」という言葉を添え、バックステージや本番の様子などをお披露目した。
ショーには、人気モデルのジジ・ハディッド、プラスサイズモデルのパロマ・エルセッサーらも出演。土の上を歩くというユニークなショーで、イブはキャリアの長い一流モデルに引けを取らないウォーキングを披露したと複数の米メディアが高く評価している。
馬術選手としても活躍するイブは、9月にイタリアで開催されたロンジン・グローバル・チャンピオンズ・ツアーにも出場。その間、スティーブから210億ドル(約2兆3,300億円)の遺産を継いだ母ローレン・パウエル・ジョブズと一緒にローマのドルチェ&ガッバーナで買い物を楽しんだとタブロイドで報じられた。
6月に両親の出身校で、父親が歴史的なスピーチを行った名門スタンフォード大学を卒業したイブは、23万人ものインスタグラム・フォロワーを持つ “今どきのセレブ”。今年1月にカーダシアン/ジェンナー家と仲の良い歌手ハリー・ハドソンと交際宣言をしてゴシップ好きを騒がせたが、現在その投稿は削除されている。馬術仲間であるマイクロソフト創業者ビル・ゲイツの長女ジェニファーとは仲が良く、SNSでも交流。今回のショーに関する投稿にも、ジェニファーは「おめでとう」とコメントを残していた。
11年10月5日に膵臓がんで亡くなったスティーブは、高校生の頃から5年間交際していた恋人との間に長女リサ(43)、36歳で結婚した妻との間に長男リード(30)、次女エリン(26)、三女イブと4人の子どもをもうけた。長女リサのことはすぐには認知せず、養育費は裁判所から命じられるまで払わなかったが、彼女が9歳になった頃から親子の交流を持つように。リサは18年に出版した自叙伝でスティーブのことを「冷たい父親だった」と回想している。
長男のリードも前述のスタンフォード大学を卒業。腫瘍研究に熱心に取り組んでおり、母親が設立した慈善団体エマーソン・コレクティブのヘルス部門の取締役社長を務める。おとなしいイメージのエリンは表舞台に出てこないが、社交的なイメージのイブは目立つ存在で、2世セレブリティとして今後に熱い視線が注がれている。