そのラインをついてきますか

「オードリーに取って代わられた」「ネタ番組に呼べない」テレビマンが明かす、扱いづらい芸人3組

2021/10/06 11:00
村上春虎

扱いづらさで言えば、TKO・木本武宏も同様?

 8月28日の『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~第1夜』(フジテレビ系)の生放送中には、こんな一幕も見られた。出演者のナインティナイン・矢部浩之が、蛍原に電話を掛けて翌日の第2夜に出演交渉をする中で、「ホトちゃん、解散したやんか?」と話すと、蛍原は「はい、すみません。なんか皆さん」とコメント。

 続けて矢部が、「ホトちゃん、ピン芸人になったやん? 明日フジテレビに来て、ホトちゃんの一発ギャグ見せてくれへん?」と掛け合ったものの、翌日まで福岡で仕事があるということで、断られてしまい、特に笑いが生まれることなく終わっていた。芸人という肩書ゆえ、笑いを生まない存在は扱いづらいといわれてしまうのだろう。

 また、扱いづらさで言えば、TKO・木本武宏も同様だという。

「相方・木下隆行が一連のパワハラ騒動をきっかけに松竹芸能を退所。フリーとして活動を続けていますが、コンビ自体は解散していません。木下はYouTubeを軸に活動を続け、木本はテレビ番組に出ていますが、TKOでなにか活動しているわけではない。木本になにか強みがあるかといっても、これといって思いつきませんし、そもそもピンではネタ番組にも呼べませんし……。むしろ、9月22日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演した木下のほうが、ネット上の批判はあれど、起用できる道は考えられます」(バラエティ番組関係者)

 さまざまな事情で扱いづらいポジションになってしまった芸人たち。こんな不名誉な評判を打破するような活躍に期待したい。
(村上春虎)


最終更新:2021/10/06 11:00
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