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“寝汗”がひどくて何度も起きる……33歳女性「熱帯夜でも快眠」をかなえた意外な方法! 薬剤師が教える“ポイント3つ+α”
2021/08/31 13:30
毎晩、暑くて寝苦しい夜が続きますが、朝までぐっすり眠れていますか? なかなか寝つけなかったり、夜中に目が覚めてしまったり……。そこで今回は、薬剤師が「熱帯夜でもすっきり快適に眠れる方法」を、ある女性の体験談を交えながら解説します。
1.エアコンの設定温度で“争い”に!? 汗が不快で眠れない!
暑い季節の睡眠に悩んでいるという、33歳の雅美さん(仮名)。夫と2人暮らしだそうですが、ここ最近、睡眠について悩んでいるといいます。
「今年の夏は、ほとんどぐっすり眠れていません。熱中症が怖いので、エアコンをつけて眠るようにしたいのですが、一晩中つけていると頭痛がしたり、逆に寒くなったりと、体調を崩してしまいます」
同室で寝る夫とは、エアコンの設定温度で“争い”になったこともあるとか。
「就寝時間する前にエアコンをつけて布団に入り、しばらくしてからタイマーで切るようにしていました。しかし、そのうち主人が起きてエアコンをつけてしまうんです。エアコンをつけると寒く、エアコンを切ると暑くて汗が不快……。毎晩こんな調子なので、朝の目覚めも悪いですね」
ついには、夫から「しばらくリビングで寝る」と言われ、別々に寝ることになったそう。ところが、雅美さん1人で寝るようになってからも、快眠はできなかったといいます。
「しばらくの間、冷房をつけたり消したりしていたからか、体温調節が苦手になってしまったようです。びっしょりとした寝汗をかくことも増え、不快感で起きてしまいます。なかなか眠れないせいで、日中も頭がボーッとしてしまい、職場でもウトウト……。この不調、どうやったら改善できますか?」