オリラジ・中田敦彦、アパレルブランド立ち上げ&即完売も「好調なのは最初だけ」「また失敗しそう」と“失速”懸念されるワケ
8月8日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」を更新し、アパレルブランド「CARL VON LINNÉ(カール フォン リンネ)」の立ち上げを発表。動画のコメント欄には「必ず買います!」と好意的な声が書き込まれている一方、SNSなどからは「何年か前に立ち上げたブランドは、どうなったの?」といった疑問も聞こえてくる。
新しくアップされた動画「【中田敦彦新プロジェクト】世界を救うサステナブルブランド始めます!(Nakata’s New Project CARL VON LINNÉ)」によると、中田が立ち上げたアパレルブランドは、「未来のために、知性の上に着る」をコンセプトにしているそう。サステナブルを意識しているだけでなく、日本国内の町工場を救う目的もあるようだ。
「動画内では、海外の大規模な工場に受注が集まり、国内の町工場が消滅しつつあると説明した中田。今年3月にシンガポールへ移住したからこそ、日本の技術の高さを実感したといい、そのうえで、自身がアパレルブランドを立ち上げた理由について『アパレルブランドの今の現状を伝えられるのが僕だった』と語り、『サステナブルブランドから世界を救う』と壮大な目標を掲げていました」(芸能ライター)
また、同動画の後半では、カットソーやパーカーなどの商品やデザイナー、製作に携わる工場なども紹介。視聴者からは「こういうの欲しかった!」「中田さんの熱い言葉に胸打たれた。絶対購入します」といった声が上がり、実際、同日にオープンした公式オンラインショップでは、即日完売が相次いだ。
一方で、2018年10月に中田が立ち上げたアパレルブランド「幸福洗脳」の“失敗”を引き合いに出し、「好調なのは最初だけ」と見るネットユーザーも少なくない。
「今回の動画内で、中田は『数年前まで「幸福洗脳」という謎のTシャツを売ってた』と話していましたが、18年10月に同ブランドを立ち上げ、翌月11月には東京・乃木坂に実店舗をオープンさせるなど、好調な滑り出しでした。当時もメディアで『普通のモノを売ってもしょうがない』『「あのブランドは本当にたいしたものだ」と言われる存在になりたい』などと目標を語っていましたが、実店舗、ECサイトともにひっそりと閉店しています」(同)
中田は18年10月放送のラジオ『中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)に出演した際、「1枚も売れてねぇぞ。ふざけんじゃねぇ。ディープなファンだったら買えよ!」などと自身のファンを煽り、これのおかげで「めちゃくちゃ売れました」と明かしていた。しかし、約2カ月後には同番組で「ついに来たんだよ、1日(店を)開けていて、1点も売れない日が」と告白。ブランド立ち上げから数カ月での“失速”を嘆いていたのだ。
「こうした経緯があるため、『CARL VON LINNÉ』についても、ネット上では『最初は好調でも、続くかどうかが問題』『中田って前もアパレルやってなかった? また失敗しそう』といった声や、『服を売るのは勝手にやればいいけど、「世界を救う」みたいな綺麗事で服を買わせようとするのが嫌』『サステナブルブランドはすでにたくさんあるし、わざわざ中田のブランドを買おうとは思わない』など、冷静な意見も見受けられました」(同)
中田は果たして、今度こそ「たいしたものだ」と思われるアパレルブランドを展開できるだろうか。