なぜそこまで「さんま」にこだわるのか

オリラジ・中田敦彦、YouTubeで明石家さんまへの“出演オファー”裏話披露で「再生数稼ぎ」「しつこい」と批判の声

2021/01/27 17:52
華山いの(ライター)

 オリエンタルラジオ・中田敦彦と雨上がり決死隊・宮迫博之がMCを務める、YouTubeオリジナルバラエティ動画「WinWinWiiin」。テレビさながらのトーク番組で、これまでに元NEWS・手越祐也、キングコング・西野亮廣、極楽とんぼ・山本圭壱がゲスト出演している。
 
 今後のゲストについては、昨年12月に宮迫の公式チャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で公開された動画で、「明石家さんま」の名前を挙げて「出演してほしい」と2人は話していた。

「その後、さんまは1月23日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、宮迫と中田から『WinWinWiiin』の出演オファーが来たことを明かしています。しかし、『「テレビのようなものを作りました!」って言うねんけど、それならテレビでよくないか?』と冷ややかな反応をみせており、現段階ではやんわり断ったようです。すると今度は、中田が同25日に自身のYouTubeチャンネルで、オファーの裏話を披露。なんでも、さんまと会食をしながら、宮迫と中田が“プレゼン”を行ったものの、『さんまさんはトップの人ですから、バランス難しいんだろうなってことは僕も感じました』と、説得には至らなかった様子。今後も交渉を続けるようです」(芸能ライター) 

 この動画のコメント欄には、「さんまさんを説得して、ゲストに呼んでほしい!」「さんまさんがYouTubeに出たら革命。あきらめないでください!」などと背中を押す声は多いが、一般のネットユーザーからは「自分の動画再生数稼ぎのためにさんまを利用してるだけ。絶対に出ないほうがいい」「断ってるのに、無理やりYouTubeに引き入れようとするな」といった批判的な声も少なくない。

 「さんまは『お笑い向上委員会』で、『宮迫のためにもあっちゃんのためにも、できる限りの協力はさせていただきたいけどね』とも語っていましたが、中田はすでに吉本興業を退社し、宮迫も契約を解消されている身。そのため、さんまを引き入れようとする中田と宮迫に対して、ネット上には『吉本のトップが、気軽に宮迫や中田と共演できるわけないだろ』『自分勝手な思いを押しつけてるだけだよね。いい加減しつこい』『さんまさんがYouTubeに出る利点がないと思う。その辺考えてないでしょ』など、苦言も多く上がっています」(同) 
 
 複雑なしがらみや、それぞれの思惑が見え隠れするが、中田のプレゼン力でそれを打破することはできるだろうか?


華山いの(ライター)

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2021/01/27 17:52
明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生
さんま的には全然“Win-Win”じゃなさそう