『幸せ!ボンビーガール』ヤラセ疑惑に路線変更……9月終了報道も「当然の結果」!? “迷走”ぶりを振り返る
日本テレビ系のバラエティ番組『幸せ!ボンビーガール』が今年9月いっぱいで終了すると、ニュースサイト「デイリー新潮」が報じた。かつては高視聴率を誇る人気番組だったが、ここ最近は“迷走”ぶりが話題になることも多く、ネット上では「自業自得」といった厳しい声も見受けられる。
同番組は、「お金がなくても幸せに暮らそう」をコンセプトに、元TOKIO・山口達也がMCを務め、2011年4月に深夜枠で放送を開始。同年9月に一旦幕を降ろすも13年にリニューアルされ、貧乏でも夢を追いかける女性を応援する番組として人気を維持してきた。
「しかし、18年に番組MCの山口が女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、TOKIOを脱退。ジャニーズ事務所からも退所し、『ボンビーガール』を含むすべてのレギュラー番組から降板しました。この当時は、同番組に出演していたタレントが暫定的にMCを務めていたものの、『新潮』によれば、山口の降板を機に『数字を落として』いったそうです」(芸能ライター)
そんな中、今年2月から、恋愛リアリティ企画「幸せ!ボンビーLOVE~こんな私でも好きになってくれますか?」がスタートするも、番組開始当初のコンセプトとは大きくかけ離れたコーナーとあって、視聴者から不評を買うことに。ネット上には「番組の主旨が変わって、全然面白くない」「知らない間に路線変更しててビックリ……前のほうが良かったのに」「この番組に恋愛系の企画はマジでいらん。迷走しすぎじゃないか?」などと、否定的な声が相次いだ。
さらに、地方出身者が東京に上京するまでを追った密着ドキュメント企画「上京ガール」では、“ヤラセ疑惑”が浮上したこともある。
「もともと好評を得ていた企画ですが、次第に“モデル”や“女優志望”といった女性の登場が増え、ネット上で『ただの売名だろ』『なんかウラがありそう』などと疑われることに。また、2月9日の放送には、コロナ禍でラーメン屋の経営が苦しくなったという32歳の女性が登場しましたが、銀行から合計3,000万円の融資を受けていた上に、ルイ・ヴィトンの18万円のブーツを質屋に売るシーンもあったため、ネット上には『これのどこが貧乏なの!?』『本当に貧乏なら、3,000万円の借り入れなんてできないはず』といった指摘や、『どうせ“ヤラセ貧乏”でしょ?』『演出の域を超えちゃってる』などの声が寄せられました」(同)
こうした番組の“迷走”を知る視聴者にとっては、今回の終了報道も納得のよう。ネット上には「番組開始当初に比べると、何がしたいのかわからなくなってきた。終了は当然の結果だと思う」「いろいろテコ入れしてたみたいだけど、全部ハズれた感じ。自業自得だね」「最近の迷走感やマンネリ感は否めない。素人さんのはずが、仕込みのような人ばかり出てきて、本当につまらなくなった」など、厳しい意見が続出している。
果たして、『ボンビーガール』は不評のまま報道通り終了してしまうのだろうか。