ノエル・ギャラガー、「オレはいつだってウィリアム王子だった」「クソみたいな弟を持つ気持ちがわかる」とヘンリー王子を批判
世界的人気を誇ったロックバンド「オアシス」のメンバーで、弟のリアム(48)と世界一有名な兄弟ゲンカを繰り広げているノエル・ギャラガー(54)。彼がFワードを炸裂させながら英国王室のヘンリー王子(36)を痛烈に批判。弟の言動に心を痛めているウィリアム王子(38)を自分に重ね合わせ、深い同情を寄せた。
ノエルは、6月11日に、ソロプロジェクト「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」の10周年を記念した初のベストアルバムを発売した。
英タブロイド紙「ザ・サン」のインタビューによると、ノエルは「ベストアルバムのプロモーションをやっていて、世界中が“野郎”に夢中になっているのを知った」「電話や(オンライン会議アプリ)Zoomを使って1週間ほどオーストラリア向けのプロモーションをやったんだけど、『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの10年間の活動は素晴らしいですね。フ〇ッキングなオアシスも最高です!』『でもみんなが本当に知りたいのは、ヘンリー王子がいかにウザいかってことなんです』って聞かれてさ」と吐き捨てるように発言。自身がイギリス人だからという理由で、世間を騒がせているヘンリー王子について質問されることをぼやき、「知るかよ。面識ねぇんだからよ」と嫌悪感を示した。
ノエルは、以前からヘンリー王子のことを「口ばっかりの空想的社会改良家」などと批判しているが、最近は、王子が離脱した英国王室について王子があれこれ暴露していることに立腹。「ヘンリー王子っていうのはよ、典型的なスノーフレイク(個性を大切にされ甘やかされた結果、攻撃的になり、打たれ弱くなった世代)なんだ。ちやほやされてよ。フ〇ッキングなクソ野郎だ」「自分の家族をディスるのはやめろ。余計なことを
すんじゃねぇ」と罵った。
また、「アメリカ人と関わるから、こういうことになるんだよ。単純だ」と、ヘンリー王子の一連の行動はメーガン・マークル夫人にけしかけられたという見解も示した。
そして、「ウィリアム王子……。オレには、あの青年の痛みが実によくわかる」と、しみじみコメント。「クソみたいに余計なことばかりベラベラしゃべる、クソ弟がいるからな。オレはいつだってウィリアムだった」と、同じ兄の立場からウィリアム王子に同情を寄せた。
独身時代は「自由奔放なお騒がせ王子」と呼ばれ、メーガン夫人と結婚し「プライバシーを求めて」王室を電撃離脱。アメリカに住むようになってからは、王室ネタで金稼ぎしているといったイメージを持たれることが多いヘンリー王子。兄のウィリアム王子はこれをよく思っておらず、兄弟の関係は悪化の一途をたどっているという。
一方のノエルは「オアシス」でリアムとともに数々の名曲を作り上げたが、兄弟ゲンカを発端にノエルがバンドを脱退。Twitterやインタビューなどで悪口を投下し続けるリアムにノエ応戦し、収拾がつかない状態となっている。ウィリアム王子とは職業が大きく違うものの、イギリスを代表する有名兄弟として、弟に悩む気持ちはノエルも痛いほどわかるようだ。