サイゾーウーマンコラム再婚直後、「夫の元妻」とトラブル発生! コラム 「2回目だからこそのしあわせ〜わたしたちの再婚物語」第3回 再婚直後、「夫の元妻」とトラブル発生! 「よくものうのうと……」養育費増額の主張に怒り収まらず 2021/06/15 11:00 上條まゆみ 離婚インタビュー再婚 夫婦としての絆がグッと強まった 結局、養育費増額調停では相手方の主張が認められ、優作さんは一括で支払った養育費に加え、さらに毎月、養育費を支払うことになった。子どものためのお金だから致し方ないが、「さんざん主人を傷つけておいて、よくものうのうと……」。 美菜子さんの怒りは収まらない。 しかし、「災い転じて福となす」とは、このことか。元妻から調停を起こされるという不愉快極まりない出来事のおかげで、夫婦の間にタブーがなくなった。本来、元の配偶者の情報など話したくもない、聞きたくもないはずだが、それが「触れてはいけない話題」ではなくなったということだ。 弁護士費用をどうしようという話から、お金の話も互いにさらけ出せるようになった。優作さんの財布を預かり、美菜子さんが家計管理をする流れが自然に決まった。美菜子さんの娘にかかる費用も、「そこから出していい」と、優作さんは言ってくれた。 そして、元妻という共通の敵に立ち向かうことで、夫婦としての絆がグッと強まった。 「私、主人が愛おしくて愛おしくてたまらないんです。キュッとくっついて寝るのが、とてもしあわせ……」 平日は、美菜子さんのほうが帰宅が早い。食事の支度をし、子どもに食べさせ、ひと通りの家事を終わらせた8時か9時ごろ、優作さんが帰ってくる。 次のページ こんなにいい人なのに、どうして元妻は浮気をしたのだろう? 前のページ12345次のページ Yahoo セブンネット 日本の子連れ再婚家庭 再婚して幸せですか? 関連記事 夫の浮気で妊娠10カ月のときに離婚、現夫と出会ったのは「再婚希望者限定」の婚活パーティーだった離婚後すぐ、結婚相談所で再婚を決めた47歳女性の理由「息子に連鎖させたくなかった」と語るワケ「24年前、男性用の抱っこひもはなかった」「別れても一緒に子どもを育てる」離婚を取材するライターが語る、子育てと社会の変化「これは連れ去りだ!!」不倫夫が警察官を連れて「息子を返せ」と激高! 子連れ別居した妻が「子どもと離れ離れ」になった理由「元夫には再婚してほしい」子どもを連れ去られ、共同親権運動を行うシングルマザーが今思うこと