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娘のランドセル選びに“お金も口も出す”義母にうんざり! お構いなしの夫に、理解してくれないママ友……悩んだ末に取った行動とは?

2021/06/13 18:30
池守りぜね(ライター)

好きなランドセルを選べず泣く娘。価値観の違う義母との付き合いにうんざり

 彩奈さんは、周りのママ友たちに「うちは、ばあばが買ってくれるから、ショッピングセンターに行く予定」とメッセージを送ったそう。

「あるママ友からは『ばあばに買ってもらえていいな。高いランドセルをねだっちゃいなよ(笑)』って返信がきました。いざ買いに行くと、娘はパープルのランドセルを選んだのですが、義母は『そんな色は目立つからダメ』と言って、落ち着いた紅色のランドセルを薦めてきたんです。『今は、ランドセルの色は自由なんですよ』と言っても、なかなかわかってもらえず。夫も『ランドセルなんてどれでも一緒』と言って、取り合ってくれなかった。でも娘の欲しいランドセルを買えなかったら、6年間ずっと後悔しそうだったので、『だったら私が買います』と言って、結局、パープルのランドセルを買うことができました」
 
 そのような経験から、彩奈さんはこれからも義母との付き合いが続くことがつらく感じたという。

「たまたま幼稚園のお迎えで会ったママに、義母がランドセルをなかなか選ばせてくれなかった話をしたんです。彼女は、自分の実家が近くにあるママ友さんなのですが、『わかるよ。実家が近いと便利だけれど、なんでも言ってきたり大変だよね。自分でできることが増えたら、距離を置いてみたら?』とアドバイスしてくれました。グループチャットでは、義母に『机も買ってもらえていいなあ』と言われたりしてもどかしかったんです。自分と同じような境遇のママにしか、この感覚が伝わりにくくてモヤモヤしていましたが、身近なママ友に話したことで気が楽になりました」

 結婚すれば、義実家との付き合いは避けられない。個人差はあれど、義母との“衝突”を経験しているママ友は多いだろう。一人でふさぎこまず、誰かに話すことで、自分の境遇を俯瞰で見ることができるようになるのかもしれない。

池守りぜね(ライター)

池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2021/06/13 18:30
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