娘のランドセル選びに“お金も口も出す”義母にうんざり! お構いなしの夫に、理解してくれないママ友……悩んだ末に取った行動とは?
彩奈さんが、義母にうんざりしていることに、夫はお構いなしだそうだ。
「娘が生まれた時も、義母は名づけをしたがって『絶対に“子”がつく名前がいい。子がつかない子はおかしい』と言われたんです。なんの根拠があって言ってるのかわからないし、『私も子がつきません』と言って拒否しました。ほかにも、私は週に3日ほど写真屋さんでパートの仕事をしているため、忙しい時期に義母に娘のお迎えを頼むと、『そこまでして働かなくていいのに』と言われることも。義母はもうすぐ80歳近いし、悪い人ではないけれど、価値観が違うんです」
昨年は、コロナ禍の影響もあり、お互いの家の行き来が減ってほっとしたという。しかし、義母は娘の小学校入学準備のための買い物についてきたそうだ。彩奈さんは「夫には、『お金だけ援助してもらって、あとは自分たちで買いに行きたい』と伝えていたのですが、『そういうわけにはいかない』の一点張り……。結局、百貨店にランドセルを選びに行くのにもついてきたんです」と語る。
「商品券を使いたい」義母の希望で、ショッピングセンターで買う羽目に
一説には、ランドセル販売のピークは、ゴールデンウイークとも言われている。彩奈さんも、ママ友とのグループチャットでは、子どものランドセル着用画像が送られてきたという。
「去年は、ちょうどコロナ禍もあって対面で会えなかったので、メッセージでの『買ったよ』報告が盛んだったんです。こだわりがあるママは、“工房系”と呼ばれる、職人が手作した本格的な10万円近いランドセルを買っていたようでした。女の子のランドセルは、ピンクやパープルなど、色とりどりで可愛らしいものが多かったですね。私も、周りのママ友に『どこで買ったの? 』とリサーチをして、娘と買いに行くのを楽しみにしていました」
しかし、ランドセルの費用を義母が負担してくれる代わりに、好きなものが買えなくなったという。
「百貨店のランドセル売り場は、“見るだけ”ということになりました。後日、近所にある大型のショッピングセンターに行って、そっちで学習机と一緒に買うって言うんです。確かにランドセルは6~7万円と高額だし、お金を出してもらえるのはありがたいのですが、『商品券を使いたいから』という理由で、ショッピングセンターで買うことになるのは、納得がいきませんでした」