マライア、ジェイ・Zと大げんかで「ロック・ネイション」と契約解除か!? すでに公式サイトから名前削除
マライア・キャリー(51)が、レコードレーベル/マネジメント会社ロック・ネイションの代表を務めるジェイ・Z(51)と、大げんかし、契約解除したと報じられている。
英大衆紙「ザ・サン」は現地時間6月4日、マライアの今後のキャリアについて話し合う会議で、マライアとジェイとの意見が食い違い、衝突したと報道。どちらも譲らず、激しい口論を繰り広げた末、マライアが「もうあなたとは一切の関わりを持ちたくない」と、ジェイおよびロック・ネイションに三くだり半を突きつけたと伝えた。
同紙は、「マライアは今後数週間のうちに、正式にロック・ネイションと契約解除したことを発表する」「2人は素晴らしい仕事をしてきたので、とても残念。今回の会議は、最悪な結果に終わってしまった」という情報筋の話を紹介。マライアの名前はすでにロック・ネイションの公式サイトの契約アーティストリストから外されており、彼女との契約解除は事実のようだ。
マライアはすでに、次のステップに進むにあたり、彼女を100%信じてくれる新しいマネジャーを見つけたそうで、R&B色の強い新作アルバム(制作)の最終段階に入っているほか、来年ワールドツアーを行う計画もしているとのことで、ジェイとの決別は意に介していないもよう。
2017年11月にロック・ネイションと契約をして以降、マライアはデビュー30周年記念アルバムの制作や自叙伝出版、動画配信サービス「Apple TV+」でのクリスマス特番配信など、精力的に活動。現地時間6月10日にもプロデューサー/ソングライターデュオのジャム&ルイスが手がけた新曲「Somewhat Loved」が発売される。
ロック・ネイションと契約しているBellyは、18年、音楽誌「ビルボード」のインタビューで、ジェイのことを「アーティスト・ファーストで舵取りをしてくれる」と絶賛。実際に、公式サイトには、アリシア・キーズやDJキャレド、ミーガン・ジー・スタリオンら、中堅から若手まで人気のアーティストが多く名を連ねている。
一方、マライアは圧倒的な歌声とセールスで、唯一無二のディーヴァとして世界中で愛されてきた。昨年発売した自叙伝『The Meaning of Mariah Carey』では、「“自己主張が強くてワガママ”だと言われても気にしない。ここまできたら許されるべきだと思うから」と断言しており、大御所のジェイ相手にも頑とした姿勢を崩さなかったのだろう。ネット上では、今回の件でまたひとつ、マライアのディーヴァ伝説が増えたと盛り上がっている。
マライアは前マネジャーからセクハラや不当解雇などで訴えられたものの、本人は事実無根だと否定。19年に示談が成立したと報じられているだけに、次のマネジャーはマライアの意見とキャリアを尊重してくれる人物であってほしいものだ。