大人気のリアーナ「サヴェージ×フェンティ(Savage X Fenty)」他、セレブのランジェリーブランド4選!
近年、「セクシュアルな魅力を持つ自分が大好き」と宣言する女性セレブが増えてきた。ボディシェイミング(外見についての批判)にも動じず、それらをはねつける強さを持っている彼女たちは、“真のセックスシンボル”として同性からも絶大なる人気を誇っている。
「パートナーのためではなく、自分自身のためにセクシーになるのだ」と考える女性セレブたちの中には、セクシーなランジェリーコレクションを手がけている者がいる。ふしだらと批判されても「セクシーな自分を楽しんで何が悪い」と反論し、心地よくセクシーなランジェリーを作り続ける。今回はそんな、ランジェリーブランドを手がけた女性セレブを紹介しよう。
リアーナ「サヴェージ×フェンティ(Savage X Fenty)」
2005年にデビューしてからというもの、歌手に限らず、女性をエンパワメントする存在として同性の圧倒的な支持を集めているリアーナ。自らをサヴェージ(獰猛)だと表現する彼女が、18年に発表したランジェリーブランドは、その名も「サヴェージ×フェンティ(Savage X Fenty)」。女性の美を最大限に演出できる挑発的なデザインで、たちまち話題となった。
「女性は自分たちのためにランジェリーを身に着けるべき…… その人が持つ美しさを“自分のもの”にしてほしい」という願いを込めて立ち上げた同ブランド。多くの女性がランジェリーを楽しめるように幅広いサイズ展開になっており、広告にはリアルサイズのモデルを多数採用。アマゾンプライムビデオで2019・20年に配信されたファッションショーには、幅広い人種、体形、年齢層のモデルやセレブが登場して、ブランドコンセプト同様に多様性を表していた。
米経済誌「フォーブス」は今年2月、「サヴェージ×フェンティ」の時価総額が10億ドル(約1,080億円)に達したと報じており、今後、さらに成長していくと見られている。
ハイディ・クルム「ハイディ・クルム・インティメイツ(Heidi Klum Intimates)」
有能なファッションデザイナーを発掘するリアリティ番組『プロジェクト・ランウェイ』の司会など、ファッション界に欠かせない存在となっているスーパーモデルのハイディ。米ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の元看板モデルとして下着を知り尽くしている彼女が、2015年にオーストラリアで発売したのが「ハイディ・クルム・インティメイツ」だ。
ハイディは、同年1月に元祖スーパーモデルのエル・マクファーソンのランジェリー・ラインなどを手がける、ニュージーランドの企業「Bendon」と契約。コラボする形で「ハイディ・クルム・インティメイツ」を立ち上げたのだった。
それまで子ども服などをデザインしてきたハイディは、インタビューで「ランジェリーをデザインすることが夢だったの」とうれしそうに語り、「自分ならランジェリーモデルとしての長年の経験を生かせる」「多くの人の手がかかっている写真撮影と、現実の世界は違う。まず着心地がよくなくてはいけない」と力説。「ハイディ・クルム・インティメイツ」のものは、毎日でも着られるシックでおしゃれなランジェリーだと話題になった。現在でも米Amazonなどで、一部商品が購入可能である。