ドラッグストアでプロが選ぶ、“ヘアカラー”「おすすめ&ガッカリ」6選! 花王、マンダムなど定番から新作までジャッジ!
ドラッグストアの売り場を席巻する、ヘアケア用品。化粧品はその場で色味や使い心地を確認できますが、シャンプーやヘアカラーなどはそうもいきません。「こんなはずじゃなかった……」と落ち込まないために、元美容師・AKKOが“おすすめ&ガッカリ商品”を独断と偏見で選んじゃいます!
コロナ禍で需要増! ドラストで買える「ヘアカラー剤」おすすめ&イマイチ
コロナ禍をきっかけに、最近「自宅で“セルフカラー”に挑戦している」という話をよく聞きます。ドラッグストアなどで買えるヘアカラー剤は、時代とともに品質も向上しており、需要も増加中だと報じられています。サロンに引けを取らない仕上がりが低価格で実現できるといいますが、あまりにも豊富な品数に、何を選べばいいのか悩んでいませんか?
そこで今回は、染めやすさと色持ちの良さを重点的に評価した「おすすめ商品」と、問題点が見受けられる「イマイチ商品」を3つずつ紹介します。
【セルフカラーおすすめ:その1】花王「リーゼ 泡カラー」/598円(税込、以下同)
泡タイプの商品は、“染めムラ”を最小限に抑えられるため、セルフカラー初心者や不器用な方にもってこい。こちらの商品は濃密な泡がまんべんなく広がるので、根元から均一に髪全体を染め上げ、サロン並みの仕上がりが期待できます。
また、薬剤の気になるニオイ軽減と、豊富なカラーバリエーションも魅力。22種類のカラーは「サロン発想」の色設計から作られたそうで、実際、定番色からトレンドカラーまでそろっていて驚きました。アフターカラー用のリペアトリートメントが付属しているのもうれしいですね。
【セルフカラーおすすめ:その2】マンダム「ルシードエル ミルクジャムヘアカラー」/770円
商品名の通り、ジャムのようにとろ〜りとしたクリームタイプの染料が特徴。カラーリングをする際に髪を小分けにする工程を省けるほど、薬剤が内側の髪まですばやくなじみます。
一般的に使用されるカラー剤は「アルカリカラー剤」というもので、1剤と2剤を混ぜ合わせてから髪を染めます。しかし、混ぜる瞬間から酸化が始まり、鮮度が落ちてしまうので、ゆっくり塗っていると、その間に薬剤の効果は薄れ、思った通りの染め上がりにならないことも。その点、こちらの商品は髪に薬剤が早く&しっかり密着するので、根元から毛先までムラなく染められるでしょう。
全5色の展開で、色持ちの良さも評判。4つのヘアケア成分(コラーゲン、パールエキス、シルクエッセンス、ツバキオイル)が配合されているので、よりなめらかな手ざわりを実感できるはずです。
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