【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

シャトレーゼ・不二家・コージーコーナーの「太りにくい」スイーツをプロがジャッジ! オススメ10選

2021/06/19 18:40
川村郁子(管理栄養士)

 6月19日放送の『ジョブチューン』(TBS系)で、シャトレーゼが特集される。洋菓子をはじめアイスや和菓子など、シャトレーゼが販売するおよそ400種類の商品の中から、同社の開発担当者が絶対の自信を持つ「イチ押しトップ10」が登場。超一流スイーツ職人がそれらをジャッジするという。

 そんなシャトレーゼのスイーツについて、味ではなく「栄養」の面からプロがおすすめ度を判定した記事を再掲する。管理栄養士から見た、スイーツ選びのポイントとは? 

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不二家・銀座コージーコーナー・シャトレーゼ、「太りにくいスイーツ」はコレ! 100円で手軽に食べられる一品は?の画像1
ぽせ〜どんさんによる写真ACからの写真

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

不二家・銀座コージーコーナー・シャトレーゼ、「太りにくいスイーツ」を発見!

 最近、“ペコちゃん”でおなじみの老舗洋菓子メーカー「不二家」の店舗が続々と閉店しています。子どもの頃は誕生日のケーキを買いに行ったけど、今は足が遠のいている方も多いのでは。それに何より、「甘い物は太る」と思ってなかなか手が伸びないことも……。そこで今回は、店舗を構える大手菓子メーカーである「不二家」「銀座コージーコーナー」「シャトレーゼ」から、川村先生に「食べても太りにくいスイーツ」を紹介してもらいました!


――3店舗とも洋菓子をメインに扱っていますが、どうしてもカロリーや脂質が気になってしまいます……。

川村郁子先生(以下、川村) 洋菓子には、バターや生クリーム、小麦粉、砂糖、卵、牛乳、果物、チョコレートなど、いろいろな食材が使用されています。カロリーや脂質が気になるとき、または夜遅い時間に食べる場合には、なるべくバターや生クリームなど、脂質を含む食材が少ない洋菓子を選びましょう。

 そこでおすすめなのが、カスタードを使ったスイーツ。カスタードクリームは生クリームと比較すると脂質を抑えることができ、卵や牛乳のタンパク質やビタミン、ミネラルも補えます。同じシュークリームを選ぶなら、ホイップクリームよりもカスタードクリームが入っているものにすると、脂質を抑えることができるんです。一緒に飲むドリンクをブラックコーヒー、ストレートティーなど無糖のものにして糖分を控えると、カロリー調節にもなりますよ。

 とはいえ、「今日はどうしても生クリームたっぷりのショートケーキが食べたい!」という時だってありますよね(笑)。そんな時は我慢しないで、本当に食べたいものを選んで、存分に楽しんでいいと思います。ただし、そういった“ご褒美DAY”は週1日までにするなど、頻度には気をつけましょう。

――逆に、昼間であればカロリーや脂質を気にせず、スイーツを楽しめるのでしょうか?


川村 夜の間食に気をつけなければいけない理由は、体の代謝が落ちる時間帯だからです。なので基本的に、スイーツは代謝の高い午前中や、日中に食べたほうがいいですね。中でも、食後の2~3時間後くらいが一番おすすめ。例えば、正午にランチを食べた場合は、午後3時頃が間食するのにちょうどいいタイミングなんです。間食は1日だいたい200kcal以内を心がけると、なおいいでしょう。

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