『めざまし8』谷原章介、「MCなのに程度が低い」と株暴落!? 一方で武井壮の“さざ波”辞職の見解に称賛
5月25日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)の中で、タレントの武井壮が元内閣官房参与の高橋洋一氏に言及し、話題を集めている。
高橋氏は今月9日、自身のTwitterで、各国の感染者数のグラフとともに「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿。さらに21日にも、日本の行動制限について「欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな。『屁みたいな』とは日本の行動制限の弱さとの意味」などと投稿し、批判された。
同氏は昨日24日、菅義偉首相に「迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝するとともに、辞職を申し出、同日のうちに辞任に至った。
番組ではこの一件を取り上げ、MCの谷原章介は「屁みたいな」という表現について、「びっくりしました」とコメント。「行動制限を課している側の人が、課されているほうを慮って発言をしなければ誤解を生む」と非難し、永島優美アナウンサーも「言葉選びはよろしくないですね」と発言していた。
「番組に出ていた国際政治学者の三浦瑠麗氏によれば、高橋氏の内閣官房参与というポジションは、政権の中の人というよりアドバイザー的なものだそうで、実際に高橋氏は非常勤の国家公務員。報酬は税金から支払われますが、給与は受け取っておらず、退職金もなかったそう。しかし谷原は、『給与を受け取っていないから、自由な発言をしてもよいと思われたのかもしれない』と見解を述べていました」(芸能ライター)
一方の武井は、「確かに言葉選びということに関しては、不正解だった」と述べつつ、“さざ波”発言の真意について、「欧米の感染者の急拡大の波や、重症者の数に比べると少ないものということを言いたかっただけ」とコメント。また、「屁みたいな」という言葉は「そんなに厳しいものではない、強制力もないというところに対しての言葉」と見解を述べていた。
「続けて武井は、『一番の問題は』と切り出し、『飲食店の補償が足りてないとか倒産に追い込まれるとか、そういう政策の詳細が問題』と提議。マスコミや世間が言葉尻をとらえて、過度の言葉狩りを行っていることを問題視し、高橋氏については『ミスをしたとは思うが、ただ失職させるということより、それを契機にして、いいところはどこなのか、よくないところはどこなのか、我々はそういうところを考えるべき』と主張しました」(同)