コブクロ・黒田俊介の“不倫&ストーカー”トラブルは「よくある話」!? “訴えられた”女性が法廷で語ったコト
5月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて、一般女性・A子さんとの“不倫トラブル”を報じられた、人気デュオ・コブクロの黒田俊介。同誌によると、黒田とA子さんは2017年に知り合い、19年9月に不倫関係へと発展。しかし、昨年4月から2人の間に距離ができるようになり、A子さんは精神的に不安定な状態になったという。
黒田とのLINEのやりとりをプリントアウトして自宅ポストに投函するなど、嫌がらせを行ったというA子さん。一方の黒田は、弁護士を介して警察に相談していたそうだが、今年4月中旬、A子さんは抗うつ薬と睡眠薬を大量に服用し、救急搬送される事態に。これを受け、黒田は弁護士を通じてA子さんの母親に見舞金300万円程度の支払いを提案した、などと伝えられている。なお、所属事務所は「文春」発売前日の11日に、公式サイトにて「記事に掲載されている女性、ご家族に対して大変ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」などと謝罪文を掲載していた。
ネット上では、黒田に対して「イメージ最悪……もうコブクロの歌は聞けないわ」「これは相手に恨まれても仕方ないと思う。弁護士を出してくるもの卑怯」といった批判の声が噴出。さらに、黒田側が「文春」の記事を「ストーカーを助長する行為にあたる」として、10日に東京地方裁判所民事部に出版差し止めを請求する「仮処分命令申立書」を提出していたことも発覚し、「不倫しといて、相手をストーカー呼ばわりなの!?」「都合が悪くなったらストーカー認定って、人として最悪」など、さらに厳しい声が飛び交うことに。
このような「不倫」と「ストーカー」というワードが飛び交うトラブルは、意外と“よくある話”のようだ。ライター・オカヂマカオリ氏によるサイゾーウーマンの不定期連載「傍聴席から眺める“人生ドラマ”」では、過去に2本、ストーカー容疑で訴えられた女性の裁判傍聴記を掲載しているが、そのどちらも不倫がきっかけだった。一体、法廷でどのようなやりとりがあったのか、当該記事を振り返ってみたい。
“ダブル不倫”の末、「彼」に通報されたアラフォー女性
銀座でホステスをしていた被告・A美と、不倫相手の「彼」をめぐる裁判。一度は疎遠になったものの、A美から連絡を取って「彼」と再会し、既婚者同士で“ダブル不倫”の関係に発展したという。その後、「彼」は音楽関係の仕事をしていることを匂わせながら、A美が大ファンだというアーティスト・Xに「会わせる」と言ってきたそう。
しかし、その約束は果たされず、A美は気分障害で通院。徐々に関係が悪化していく中、A美は「彼」に会うため自宅マンションへ行ったところ通報され、警官に身柄を確保、勾留された。なお、同記事の「彼」は黒田ではないことも補足しておく。
「都会的モテ男」と3人の女性をめぐる“ドロ沼”裁判
家庭を持ち、仕事は教育関係という被告・R子は、スポーツジムで知り合った男性・A氏と不倫関係に。しかし、A氏はR子と出会う前からB美と不倫しており、さらにその後、2人とは別の“第3の女性”と結婚する。R子とB美は結婚後もA氏との関係を続けていたが、A氏の妻に関係がバレてしまい、R子は彼から別れを告げられることに。
R子は「納得できない」と拒否したどころか、A氏とB美の職場に不倫を暴露したハガキなど13通の文書を送りつけ、嫌がらせ行為におよんだため逮捕。この裁判には、R子はもちろん、A氏とB美も出廷し、それぞれの立場から不倫について語られたが、その“ドロ沼”ぶりは、オカヂマ氏いわく「『課長島耕作』『黄昏流星群』で知られる、漫画家・弘兼憲史の世界」だったとか。