元レペゼン地球・DJ社長、YouTube動画が大炎上! 国内外から「差別的」「文化や宗教をバカにしてる」と批判
5人組YouTuber・レペゼン地球のメンバーとして活動していたDJ社長が今年1月、音楽グループ「Candy Foxx」を立ち上げ、5月5日に新曲を発表。しかし、そのミュージックビデオが世界中から批判を浴び、ネット上で大炎上しているという。
問題となったのは、Candy FoxxのYouTube上で公開された「Namaste!! CURRY POLICE」という楽曲のMV。カレー以外何も食べたことがないインド人の主人公が、世界中にカレーを広めるべく旅に出る……といった内容だ。
「しかし公開後、コメント欄には英語を中心に批判の声が多数書き込まれる事態に。“インド人はカレーしか食べない”といった偏った表現だけでなく、主人公が偽のチケットでフェリーに乗ろうとしたり、『外国の料理はまずい』と食べた寿司を吐き出す描写もあり、これが『ステレオタイプの押し付け』『インド人を差別するような内容』などと指摘されたんです。また、ヒンドゥー教のガネーシャ神を“魔法のランプ”から登場させたり、ヒンドゥー教徒の中で“タブー”とされる牛肉を主人公が口にする場面もあったため、ネット上では『文化や宗教、崇拝する神様までバカにしてるのか?』『炎上商法だとしても度が過ぎる。今すぐ動画を削除するべき』といった批判が相次ぎ、炎上状態となりました」(芸能ライター)
こうした批判を受け、Candy Foxxは7日夜にMVを非公開に。翌8日には、「動画は視聴者を楽しませる目的だったが、無知によって反対の結果を招いた」「私はインドの文化を本当に尊重し、気分を害する意図はない」との英文を、約3分間に渡って画面に映す“謝罪動画”を公開した。
「しかし炎上は治まらず、8日には在インド日本大使館の公式フェイスブックアカウントが、このMVについて『遺憾』とする文章を発表。一方、DJ社長は同日に行ったYouTubeのライブ配信中、『多くのインドの方を怒らしてしまって申し訳ない』と反省の言葉こそ述べたものの、終始笑みを浮かべていたことや、『これインド人見てないよね?』との発言が問題視され、ネット上ではまたも批判が噴出。『なんでずっと笑ってんだよ。日本のイメージまで悪くなったのわかってないな』『今回の炎上はレベルが違う。レペゼン地球の時から好きだったけど、これは擁護できない』といった声が相次ぎ、火に油を注ぐ形となりました」(同)
国境を越えて大問題に発展したMVだが、レペゼン地球を解散してCandy Foxxとして再始動したのは、「海外進出」が理由の一つだったよう。
「DJ社長は1月16日に『世界進出の為に 今年から本格的に海外に住み始めます』とツイートしており、Candy Foxxのメンバーは『全員マルタに留学』したとか。また、DJ社長はTwitter上で『ジャスティンビーバーを超えて世界一になる』とも宣言していましたが、海外の文化を揶揄するMVを発表しているようでは、目標達成は難しいでしょう」(同)
日本だけでなく、世界からも“炎上系YouTuber”として認識されたCandy Foxxは、今後どのような活動を行うのだろうか。