「ジャネット・ジャクソンの胸ポロリ事件」で再バッッシング! ジャスティン・ティンバーレイクに「業界から抹消して」
2004年のスーパーボウルのハーフタイムショーで、ジャスティン・ティンバーレイクが、共演したジャネット・ジャクソンの右胸を露出させた事件。これはジャスティンが強く希望したことによって強行された演出だったというスタイリストの暴露発言が、ネット上で大きな話題となっている。
この事件は、ジャスティンが「この曲が終わるまでに君を裸にしてみせる」という歌詞に合わせてジャネットのコルセットをつかんだら、右乳房を覆っていた布が剥がれてしまい、デコレーションを施した乳首もろともポロリしたもの。ジャネットが戸惑いながらサッと隠したことから、ジャスティンを非難する声が噴出した。
そんな事件の秘話を今回暴露したのは、ジャネットのスタイリスト、ウェイン・スコット・ルーカス。米芸能サイト「Page Six」に対して、「スーパーボウルの数カ月前に開催されたMTV VMAで、マドンナが共演したブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラとフレンチキスをして世間の度肝を抜いたパフォーマンスをしたけど……」「ジャスティンはそのパフォーマンスを超える、世間をアッと驚かせるようなすごいパフォーマンスにしたいとごねた」のだと説明。
もともと、ジャネットは『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサと同じパールのTバックをはき、パフォーマンスの最後にジャスティンが彼女のドレスの裾を踏んで、彼女のTバックのお尻を丸出しにする、という演出が予定されていたが、「スーパーボウルの数日前に衣装が変更されて、みなさんがご覧になったようなマジカルが起きたわけ」だという。
スーパーボウルは毎年1億人以上の老若男女が視聴するため、ハーフタイムショー後、視聴者から抗議の電話が殺到。連邦通信委員会は放送局の米CBSに対して55万ドル(約5,988万円)の罰金を支払うよう命じる騒ぎへと発展した。CBSは「露出は一瞬で、わいせつ性はない」と主張して連邦高裁で認められたが、これを連邦通信委員会が不服として最高裁に上告するなど、数年にわたってゴタゴタが続いた。
ジャスティンはこの事件について「衣装の不具合が原因だった」と弁解しているが、ウェインは、「衣装の“不具合”が原因だなんて絶対にありえない。衣装の歴史上、あれほど機能していたものはない。スタイリストとして、故意的に起きたものだったと断言できる」と語った。
すでに17年がたっているこの事件をめぐってジャスティンが再びバッシングされるようになったのは、今年2月に公開されたブリトニー・スピアーズのドキュメンタリー番組で、「アイドル全盛期に交際していたジャスティンが破局後、彼女との肉体関係についてベラベラしゃべり、深く傷つけた」と暴露されたのがきっかけだった。ネット上では、「女性の性を軽く見ている男。ハーフタイムショーでもジャネットの胸を平気でポロリさせた」と叩かれた。
この件について、ジャネットはとっくの昔にジャスティンの謝罪を受け入れたとされている。ウェインも、「プライベートで2人はもう和解している。大昔にね」と認めている。
今回のスタイリストの暴露報道に対して、ネット上には、「マドンナのブリトニーやクリスティーナとのパフォーマンスを超えたいなら、男性アーティストとフレンチキスすればよかったのに」「布の引き剥がし方が乱暴だったから、(視聴者に)不快感を与えたんじゃん」「もうあいつは業界から抹消して」などとジャスティンをディスる声が殺到。
「ジャネットの方が大物なんだから、拒否すればよかったのに。悪いのはジャスティンだけじゃない」と擁護する声も上がっていたが、ジャスティンを責める声は相変わらず多い。彼がこの因縁から逃れることはかなり難しそうである。