芸能
春真っ盛り
『最高のオバハン 中島ハルコ』漫画版が「韓国蔑視」と物議、『泣くな研修医』コピーが問題視……いわくつきの春ドラマ
2021/04/10 10:00
一方の『中島ハルコ』は、漫画版がTwitterを発端に物議を醸すことに。2019年8月、連載中の月刊女性マンガ誌「ココハナ」(集英社)に、韓国が舞台となるエピソードが掲載されたタイミングだった。
「作中に、韓国蔑視と受け取れる表現があると、ある読者がTwitter上でマンガの一部を抜き出して指摘。『カジュアルに韓国への偏見や蔑視があちこちにみて取れると思う』『掲載する集英社の人権感覚を疑う』とのコメントとともに拡散されました」(同)
問題視されたのは、中島ハルコが韓国の街を行き交う女性を眺めながら、「すごいわねえ たった今 整形手術しましたっていうのがミエミエなのに こんな風に堂々と歩いてるんだから 日本人にはちょっと真似できないわよねえ」と話す場面や、いづみが現地の女性コーディネーターを「韓国では珍しい天然美人」と紹介する場面などだった。
「マンガの一部が抜き出されて批判された形でしたが、林氏による小説版の時点にも、同じセリフがあります。原作を通して読むと、冷えた日韓関係を毒舌混じりに憂えている内容になっており、韓国を称賛するセリフも見られるのですが、センシティブな内容だけに、このエピソードはドラマには採用されない可能性もあります」(同)
放送スタート後にも再び炎上騒ぎを起こさないといいが――。
最終更新:2021/04/10 10:00