元フジ・菊間千乃、『モーニングショー』初出演で「空回り」? 「ジャニーズ未成年飲酒の女子アナ?」の声も
4月6日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、火曜コメンテーターとして新加入した元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃が初出演した。だが、ネット上では早くも、菊間の起用について疑問の声が上がっている。
2007年にフジテレビを退社し、現在は弁護士として活動中の菊間。番組冒頭、羽鳥慎一から「なんでフジテレビのアナウンサーを辞めて弁護士になったんですか?」と聞かれると、「話すと長いので……」と苦笑いしつつ、「アナウンサーだと、いろいろ真実が見えない部分もある」とコメント。「もっとその先を見たいなと思って、弁護士という仕事にたどり着いた」と話し、羽鳥は「追々、細かく聞いていきますね」と返していた。
この日、番組では新入社員に電話対応を押しつける「TELハラ」という行為について紹介。菊間はアナウンサー時代の経験を振り返り、「私もアナウンス室の時とか、先輩方がシーンとしている中で自分が取る応対の様子を、先輩がみんな聞いていると思うと、失敗しちゃいけないというところで、緊張したりするのかなと思いましたけど。新人で、私は同期4人でアナウンス室に入ったのでもう奪い合うように、鳴った瞬間に取る、みたいな感じでやっていましたね」と回顧。
「菊間は『モーニングショー』出演初日とあって気負っていたのか、ほかの出演者よりコメントする量が多かった印象で、やや空回っていたようです。この後も、1分以上の“スピーチ”を続け、共演者でテレビ朝日局員の玉川徹氏も、普段は饒舌なのにこの日は気圧されていたようで、しゃべるタイミングを逃していました」(芸能ライター)
具体的に、菊間は「TELハラ」の対策として、このように“スピーチ”していた。
「電話を取らせようとすることがハラスメントなんじゃなくて、何も教えずに『取りなさい』とだけ言って、そのあとにチクチク、『あなたの応対がダメだ、こうだ』と言うのが、やっぱり問題だと思うんですよ。だからある程度作ってあげる。最初は。『なんとか株式会社です、ご用件はなんですか? どなたにお取り次ぎいたしますか』みたいなことを、台本を作ってあげて新人さんに配って、ダメだったら、『もうちょっと、ここはこうしたほうがいいよ』って指導を先輩がしていけば、そんなにストレスは感じなくなるんじゃないかと思いますけど」
ハラスメントについてのわかりやすい解説と提言に、視聴者からは「菊間さんみたいなトークも法律も強いコメンテーター待ってた」との声も聞かれる一方で、「菊間さん、少ししゃべりすぎ」「菊間は朝から声が大きい」「なんか聞きにくいしゃべり方のコメンテーターが加わってると思ったら菊間か」と不満のコメントもネット上で見受けられる。
さらに、3月まで10年にわたり火曜コメンテーターを務めていたジャーナリストの青木理氏と比較して、「青木さんの後任が菊間さんか。火曜日は見るのやめる」「人選ミスだわ」と厳しい声も。
そんな菊間は、フジ時代の2005年7月、会社の同僚とともに当時未成年でNEWSのメンバーだった内博貴と飲酒していたとして、無期限謹慎処分を受けた。のちに「自分が飲ませたわけではなく、実際には相手がほかの場所ですでに飲酒していた」と言及しているが、今回の『モーニングショー』出演によって、この事件を思い出した視聴者も少なくないようだ。
ネット上では「未成年のジャニーズとの飲酒事件しか浮かばない」「菊間って、未成年のジャニーズに酒飲ませた女子アナか?」と、16年前の出来事がいまだ影を落としている。
フジテレビアナウンサー時代は、花形番組『めざましテレビ』でレポーターを務めていた菊間。16年後に他局の番組でコメンテーター出演することになるとは、思ってもいなかっただろう。ひとまず、今後の『モーニングショー』での活躍を期待したい。
(村上春虎)