Kōki, 出演「ヴァレンティノ」CMが削除、謝罪文でさらなる批判! 「畳に土足」「下着が見える着物」……過去にも「日本文化を侮辱」の炎上事例
木村拓哉と工藤静香の次女・Kōki,が出演するイタリアの高級ブランド「ヴァレンティノ」のウェブCMがネット上で炎上し、動画が削除される事態に発展している。
「件のCMで問題視されたのは、Kōki,が帯のように見える布の上をハイヒールで歩いたり、腰掛けたりするカットで、『日本文化を侮辱している』といった声がネット上に続出しました。これは故・寺山修司が監督した日仏合作映画『草迷宮』のワンシーンのオマージュとみられていますが、『草迷宮』では帯の上を裸足で走り回るという演出だった一方、Kōki,はハイヒールを履いていた。こうした点も、批判が噴出した要因だったのではないでしょうか」(芸能ライター)
こうした批判を受けて、CM動画は削除に。さらに「ヴァレンティノ」の日本法人は、公式Twitterで今回の騒動について「日本の文化に敬意を込めて作成されたもので、日本の文化を冒涜するような意図は全くなく、このシーンで使われた布も、帯ではありませんが、多くの方に不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。しかし、「帯に見える、イメージさせるものを『踏む』演出自体が極めてマイナス」「意図的に踏むという行為は侮辱」などの批判的なリプライが殺到し、さらなる炎上を招いている。
今回のような演出だけでなく、モデルがCMなどで着用した衣装が「日本文化を侮辱」しているとして、炎上した例も過去にはある。
「モデルの水原希子は、過去、畳の上にスニーカーを履いて立つ写真や、毛皮のコートにランジェリーのみという姿で、和室のテーブルの上に座って開脚している写真をインスタグラムで公開し、大炎上。いずれも雑誌の撮影だったようですが、日本のマナーからは逸脱するカットだったため、ショックを受けた人は少なくありませんでした」(同)
また、2009年のミス・ユニバース日本代表・宮坂絵美里は、下着が見えるほどのミニ丈の着物にピンクのガーターベルトという衣装で世界大会に出場すると報告したところ、批判が噴出して衣装のデザインを変更することに。
「また15年のミス・ユニバース日本代表・宮本エリアナも、片袖に脚が大きく露出するスリット入りの着物ドレスで世界大会に出場することを明かして『下品すぎる』とブーイングが起こっていました」(同)
これまで「シャネル」や「ブルガリ」など、世界的なハイブランドのアンバサダーに就任してきたKōki,。彼女からすれば制作側の指示に従ったまでのことだろう。この炎上騒動によって、今後の活動に支障を来すことがなければいいのだが……。