芸能
2021年1月期ドラマのワースト&ベスト
綾瀬はるか『天国と地獄』トップ完走、香取慎吾『アノニマス』は今期ワースト! 1月期ドラマ視聴率ランク
2021/03/30 19:24
『知ってるワイフ』が復調できた一方、下降線をたどったのが香取慎吾主演の『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)だ。香取が民放のドラマに出演するのは、16年放送の『家族ノカタチ』(TBS系)以来5年ぶり。『アノニマス』は“SNSでの誹謗中傷”に焦点を当てたサスペンスドラマで、『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)などの作品を担当した濱谷晃一プロデューサーによるオリジナル企画。
SNSの闇や希望、現代社会の問題を反映したストーリーに対し、「めっちゃ面白い。現実でも起こりそうな事件ばかり」「SNSをやっている人全員に見てほしい。スゴく考えさせられるドラマ」と視聴者の評判は悪くなかったが、初回7.3%を記録した後、2話は5.7%に下がり、6話で4.4%にまで落ち込んだ。結果的に全8話の平均は5.5%で、残念ながら最下位に。
最終回は続編を予期させるようなシーンもあり、「“匿名の正義”の怖さを思い知るドラマだった。続編希望!」「まだいくらでもストーリーのネタはありそうだから、続編を作ってほしい」との声も出ている。
ちなみに、『アノニマス』は、18年4月から始まった同局午後10時台ドラマの初回としては、最高視聴率を更新したという。全話の平均も前クール『共演NG』の平均4.7%を超え、制作側もひとまずホッと胸をなでおろしていることだろう。