買い物狂い、ファッション誌「マリソル」の読者モニターに! 誌面で紹介された「エルメス」の高級リップは「さすが」の実力
――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。
フフフ……ふははは……あーっはっはっはっは!!!!!! 諸君。私はやった。ついにやったのだ!! 何をやったかっつーと、私の愛読誌「マリソル」(集英社)の読者モニターに受かったのです! 今後1年間、あたいの元には毎月発売日よりも前に雑誌が届くってわけ! ふおおお、「マリソル」様のためにあたしゃ有益な感想を一生懸命書くわよ~~~!!!!
思い返せば、「マリソル」との歴史は2年ほど。美女組(読者モデル)に憧れつつ、35歳になったら絶対にモニターに応募するんだ! とこの時をずっと夢見ていたのです。67キロの女が美女組にはなれないってことはわかってる。あたいはマリソル様にどんな形であれ、関われればいいの! それくらい好きなのッ!!
読者モニターという仕事は、雑誌を隅々まで読み、「良かった企画」「いまいちだった企画」の感想を出すというもの。私は早速雑誌を読みながら、良かった企画にぺたぺたと付箋を貼っていきました。その時です。ふいに私は、“エビちゃん”ことモデル・蛯原友里さんのとある写真に目を奪われました。そのエビちゃんが、なんとも色っぽい唇の色をしていたのです。口紅……。そういえば、あたい、口紅なんて1本しかもっていないわ……?
雑誌を見ているとおしゃれ賢者たちは皆、服装に合わせて口紅の色も変えているけど、口紅ってそーゆうもんなのか? 服に合わせて口紅を変えてこそ、おしゃれ真打になれるってわけ? 私はぺらぺらとページをめくり、モデルさんたちの口紅に注目して読みました。なるほどねえ、みんな微妙に色が違うわ。口紅が全体のコーデにぴりりと一味を投入するスパイスのような役目を果たすわけね。
ふうむ。よかろう。買ってあげましょう。なんたってあたいは「マリソル」の読者モニター。「どのページも最高によかったですう!」なんて書くなんざ、ズブの素人のやること。本物のモニターっつうのはねえ、「○○ページのエビちゃんの口紅が美しすぎて速攻ゲットしちゃいました☆ この青みがかった深い色合いに脱帽です!」とか書くもんなのよ。実際に購入した、というところがミソ。そんな素敵な感想が寄せられたら、このページに携わったメイクアップアーティストが泣いちゃうかもしれないわ?
私は鼻息荒く、口紅の紹介ページを読みました。えーと、エルメスの口紅……お値段7,920円……? ブッ!! 口紅1本8,000円だあ!? いくら高い口紅でも5,000円程度なのに、さすが高級ブランド・エルメス。どこまでも強気な価格設定です。ていうか、エルメスでコスメが売られていることすら知らんかったよ。みんな知ってた?
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