石橋貴明、地上波レギュラー0本のウラで……大ブレークのYouTubeのいま! ここ最近「再生回数100万回超」見られず
石橋貴明がメインを務めるトーク番組『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)が、3月23日深夜の放送で最終回となり、ついに石橋の地上波レギュラーの本数が0本となった。同番組は、前進番組から合わせて約30年続いた『とんねるずみなさんのおかげでした』(同)終了後、フジから石橋に“功労賞”的に与えられた冠番組だったが、約1年で打ち切りとなった。
『石橋、薪を焚べる』は、さまざまな分野で活躍する著名人たちの“未来”にスポットを当てたトーク番組。文化人、ミュージシャン、タレント、アスリートなど、ジャンルを問わず、石橋が「ちょっと話してみたい」という基準でゲスト出演者を選定。焚き火を前にしっとりと語り合うという内容だった。
「約1年足らずで番組は終了しましたが、内容自体は好評でした。SNSでは『残念』『なんで終わるかな』『ネット番組として継続できないのか』などと声を上げるファンもいるほどです。『おかげでした』終了時は、散々『オワコン』といわれた石橋ですが、根強いファンはまだまだ大勢いる印象です」(テレビライター)
そんな石橋は、昨年6月に始めたYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」が好調と伝えられている。
「石橋は、ディレクターのマッコイ斎藤をパートナーに迎えて、チャンネルを始動。テレビ的なノリを意識した作りになっていますが、ネットでは逆に新鮮だったようで、現在、登録者数は150万人超。100万再生超えの動画を連発していました。しかし、やはり少しずつ勢いは失われているようにも感じます。ここ1カ月は100万回超えの動画はなく、以前に好評だった野球関連の動画も最近はあまりアップされず、ゲストに誰を呼ぶかで、再生回数がかなり左右される印象です。どんな人気チャンネルにもマンネリがあるように、貴ちゃんねるずもまた、このままいけばトーンダウンしていくかもしれません」(同)
根強いファンはいる一方、地上波レギュラーはゼロ、YouTubeチャンネルもやや失速気味な石橋。「同世代のダウンタウンとの差は開くばかり」(同)との指摘もある。
「とんねるずとダウンタウンはほぼ同世代で、過去に不仲説が出たこともあったことから、何かと比べられがち。地上波で何本ものレギュラーを持ち、ベテランとしてますます活動の場を増やしているダウンタウンを見ると、石橋、ひいてはとんねるずは、その苦境ぶりが如実に浮き彫りになりますね。荒唐無稽で、無茶苦茶なパフォーマンスが売りだった石橋ですが、テレビではもうその個性を発揮するのは時代的に難しく、かといってネットでも飽きられ始めている。“鉄板ジャンル”のプロ野球が開幕しましたが、YouTubeチャンネルはともかく、テレビでの挽回は簡単じゃないでしょう。何かまた新たな一面を、YouTubeでも、それ以外でも、アピールできればいいのですが」(同)
石橋は、4月スタートのTBSラジオ『日本生命presents石橋貴明のGATE7』でパーソナリティーを務めることが決定。18年ぶりのラジオレギュラー番組となる。昭和・平成を盛り上げたそのトーク力で、ファン層を拡大できるといいが……。