芸能
指原の番組でも継続してよ

グルメリポーター・石塚英彦、「まいう~」存続の危機! 『火サプ』『メレンゲの気持ち』終了で最大ピンチ

2021/03/26 11:00
後藤壮亮

 

 1万軒以上の飲食店を渡り歩いてきた芸能界屈指のグルメリポーターに、最大のピンチが訪れようとしている。長らくレギュラー出演してきた『火曜サプライズ』と『メレンゲの気持ち』(ともに日本テレビ系)という2本の番組が同時に終了する、“石ちゃん”ことホンジャマカ・石塚英彦だ。

「『火曜サプライズ』は放送開始から12年、また『メレンゲ』は25年と、いずれも長寿番組でした。どちらもスタート初期から出ていた石塚にとっては、愛着のある番組ですし、大事な収入源になっていたはず。“『メレンゲ』と言えば石ちゃん”と言われた時代もあったほど、番組の人気拡大に貢献してきた立役者でもあります。あくまで推測ですが、『メレンゲ』のギャラは25〜30万円、『火サプ』はゴールデン番組ですし、1本30〜40万円だったのでは」(業界関係者)

 『メレンゲ』は3月27日に最終回を迎えるが、すでに前週の20日放送分で出演を終えている石塚。リポーター歴は実に20年以上。その食べっぷりとともに、笑いを武器に道を切り開いてきた。だが、今やタレントの必須条件に「食リポ」が挙げられるように、グルメリポーターという仕事も、石塚の専売特許ではなくなってしまった。

 そんな中、石塚本人も、今後に不安を感じているのだろう。23日に迎えた『火サプ』の最終回スペシャルでは、意外な言葉が飛び出したという。

 4月から『火サプ』の後番組として、ヒロミが司会を務めるグルメ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』がスタートする。『火サプ』でMCを担っていたヒロミが、そのまま新番組に1人生き残る形だ。

「最終回のエンディングでは、同じくMCを務めたウエンツ瑛士が、ヒロミの“抜け駆け”に恨み節を吐きながらも、和やかに終わろうとしていました。そして、『石塚さんも本当にたくさんロケに一緒に……』と、ねぎらいの言葉をかけたのですが、石塚は『どうやったらヒロミに気に入られるかなと思ってね……』と返答。ウエンツは『そういう目線……』と苦笑いし、ヒロミも『またご飯行こうよ!』と慌てていました。石塚なりの冗談なのかもしれませんが、あの表情からは、何とか新番組に食い込みたい思いもあったのでは」(同)

 石塚に残るレギュラーは『ぴったんこカン・カン』(TBS系)と『よじごじDays』(テレビ東京系)の2本。『ぴったんこ』は裏番組に押されて数字を落とし、『よじごじDays』も、他局が夕方のニュースでしのぎを削る裏でオンエアされているだけに、いつ大ナタが振るわれてもおかしくないだろう。

 近い将来、彼の代名詞フレーズ「まいう~」が聞けなくなるかもしれない。存続の危機を救う番組は現れるのだろうか。
(後藤壮亮)

最終更新:2021/03/26 11:14
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