「宣言解除したら月に1,000人死にますけど」「淳さんのせいで聖火ランナー辞めた」ひろゆき氏、『グッとラック』で発言
3月17日放送の『グッとラック!』(TBS系)に出演した、「2ちゃんねる」の創設者で実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏の放埒な発言が、この日スタジオに響き渡った。
1都3県に出されている緊急事態宣言について、政府は今日17日にも、予定通り21日の期限で解除する方針を関係閣僚らに確認する見通しだ。だが2週間前、首都圏に先立って緊急事態宣言が解除された大阪では、繁華街などで人出が急増。現地の医療現場は危機感を募らせているという。
そんな中、スタジオでも“宣言”を解除すべきか話し合われていた。NON STYLE・井上裕介は政府に対し「今の現状が想定内なのか、想定外なのか教えてほしい」と、現在の感染状況をどう認識しているのか示すべきと訴え、さらに「専門家の方も、言う人で意見が全然違うから、誰を信じればいいかわからない」と不満を口にした。
すると井上の意見に、ひろゆき氏はすかさず、「未来予測を含むので、誰を信じる、誰が正しいとかではない」とピシャリ。 その上で「感染者数を見るよりは、病院のひっ迫度」と問題点を述べ、「あと20人でも重症者が出たら『まずいよね』という場所もあれば、あと50人ぐらいは『大丈夫』という場所もある」と話し、地域医療の現場は状況に差があるとした。
「さらに、ひろゆき氏は『ただ、このまま「解除しました」と言ったら、日本中、飲食店に行ってお酒飲んで好きにやってくださいとなってしまう』と気の緩みを危惧。『そのときに「月に1,000人ぐらい死にますけど、それはいいですよね?」と、政府はちゃんと言っておいたほうがいい』と強い言葉で求め、『みんな営業したいです、解除したいです、というのであれば、その副作用として、「大体高齢者の人が月に1,000人ぐらい亡くなっちゃいますけど、それは皆さんが望んだことですよね」って言わないと』と投げかけました。しかし、この後、誰もこの言葉には触れることはなかったです」(芸能ライター)
その後、ロンドンブーツ1号2号・田村淳が東京オリンピック・パラリンピックについて「オリンピックを開催したら気持ちが上がってしまう気もする」「国民の命を考えたら、どう考えればいいのかな」と、開催への懸念を口にすると、ここでもひろゆき氏は「だって、淳さんのせいで、みんな聖火ランナー辞めてる」と発言。淳は先日、聖火ランナーの辞退を発表したが、ひろゆき氏の言葉に苦笑いしながら、「あの方々は、前もって辞退を表明してる方々なんで、俺のせいじゃないから」と、いさめていた。
そんな『グッとラック!』も今月26日をもって終了。ネット上では、ひろゆき氏と淳の続投を望む声も見受けられるが、2人の共演が地上波でかなうことはあるのだろうか。
(村上春虎)