びっくりドンキー、ビッグボーイ、ココス「ハンバーグ弁当」選ぶならコレ! “1,000円以下”の高コスパ&さっぱりメニューをプロがおすすめ
――最後に「ビッグボーイ」のおすすめを教えてください。
川村 ビックボーイの魅力は、なんといってもサラダが充実していること。店舗にはサラダバーがありますし、テイクアウトには「サラダBOX」というメニューがあり、野菜をたっぷり食べられるのがうれしいポイントです。
「手ごねハンバーグ&サラダBOX」(980円)は、肉と野菜をしっかり食べたいという夢をかなえてくれる、ぜいたくなメニュー。こちらはライスがついていないものの、セットのサラダが350gと多いので、十分満足できるのではないでしょうか。
ほかにも、「煮込みトマトハンバーグ」(880円)は、ハンバーグにトマトソースがかかっていて、パプリカやズッキーニなどの野菜も一緒に摂れるのが魅力的。一口サイズでゴロッとしているので、かみごたえがあるのも高評価です。
「栄養バランス」のビッグボーイ、「コスパ」のココスに軍配
――「ココス」「びっくりドンキー」「ビッグボーイ」の中で、弁当メニューを頼むならどこがおすすめですか?
川村 今回は、ビックボーイとココスを同率1位とします。ビックボーイは、やはり「手ごねハンバーグ&サラダBOX」と「煮込みトマトハンバーグ」が優秀。全体的に見ても、栄養バランスを考えつつ、満足感を得られるメニューになっているのが好印象でした。
ココスは「山盛り!!鬼おろしハンバーグ(ライス付き)」が690円と、高コスパなのが素晴らしい! この価格で肉も野菜も食べられて、さらにごはんもついているとは驚きです。大根おろしには、消化を助ける酵素も含まれているので、食後の胃もたれが気になるけど、ガッツリ食べたいという方にも合うメニューだと思います。
びっくりドンキーも、シンプルなハンバーグをリーズナブルに食べられるのが魅力ですが、上記の2店舗に比べると、特筆する点がないという感じですね……。
毎日ハンバーグを食べるとなれば、栄養バランスやカロリーのことを考えて調整するべきですが、たまに食べる程度でしたら、好きなソースやトッピングを選んで、思いっきり堪能してほしいと思います。その時は、ほかの食事を脂質控えめするなど、1日のトータルで調整しましょう。
(文:佐藤真琴)
川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育」
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