加藤浩次、吉本興業とは「円満ではない」!? エージェント契約終了で『スッキリ』レギュラーにも黄色信号
2019年に勃発した闇営業騒動をめぐって、所属の吉本興業批判を展開したことがきっかけで、同社を離れ、「エージェント契約」を結んでいた極楽とんぼ・加藤浩次。3月9日、その契約が今月末で解消になると、吉本から発表された。今後、加藤はフリーのタレントとして活動していくことになるが、吉本のオフィシャルサイトの報告文があっさりしていること、またここ最近の加藤に“粛清報道”が飛び交っていることなどから、業界内でも先行きを不安視する声が続出しているようだ。
吉本のオフィシャルサイトに掲載された契約終了の報告文には、「加藤浩次の新しい環境での活躍を応援してまいる所存です。ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます」という応援の一文が添えられている。
「先頃、キングコング・西野亮廣も同社と契約終了になりましたが、その報告文がたった1行だったことに比べると、まだ加藤への“温情”を感じさせます。しかし、現段階では契約終了に至るまでの細かな経緯などが説明されておらず、また吉本所属の相方・山本圭壱の今後など、伏せられている情報も多いことから、少なからず不穏な空気を醸しだしています」(スポーツ紙記者)
さらに気になるのが、ここ最近、マスコミ各社から、「加藤が吉本に粛清されるのではないか?」という報道が相次いでいることだろう。
「これは、この春、加藤のレギュラー番組である『スーパーサッカー』『この差って何ですか?』(ともにTBS系)が立て続けに終了することから派生したウワサです。加藤自身もこの疑惑について、『フライデー』(講談社、2月26日発売)の直撃取材で、『いろんな芸人さんに相談してエージェント契約になったわけなので、続けたいですけどね』と話していました」(同)
それから1カ月もたたずして、エージェント契約は打ち切りに。今後、フリーで活動していく加藤にとって、後ろ盾がなくなったことは、死活問題とみられる。
「今後吉本が圧力を掛けなくとも、メディア側の忖度によって、仕事に悪影響が出てくるのは必然といえる。MCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)への出演は、4月以降も継続するものの、一気に先行きが不安になりましたね」(日テレ関係者)
そもそもエージェント契約制度の導入は、19年7月の『スッキリ』生放送中、加藤が闇営業問題をめぐって、「経営陣が変わらないなら吉本を辞める」と“宣戦布告”した「加藤の乱」が発端だった。
「エージェント契約に切り替えられたのは、『加藤の乱』の“みそぎ”的な意味合いも含まれているだけに、たったの1年半で打ち切られるところをみても、円満な契約終了とは程遠いことがうかがえます。もともと『スッキリ』は、加藤ありきの番組ではなく、日テレと吉本で出演者を選出して放送がスタートしたという背景を考えても、加藤の出演が今後も続く可能性は“高い”とはいえそうにありません」(同)
明日の『スッキリ』生放送では、加藤が自ら契約終了について語るだろうが、果たして「加藤の乱」のときように“吠える”姿を見せてくれるのだろうか。