1日8回以上トイレに行く人は“頻尿”かも!? 34歳女性の「恥ずかしくて情けない」会社での赤っ恥エピソード
頻尿とは、「トイレに行ったのに、すぐにもう一度行きたくなる」というように、トイレが近い、排尿の回数が多い症状のこと。その原因は、ストレスや生活習慣、加齢によるものと、病気が原因で起こる場合があります。
◎ストレス、生活習慣、加齢が原因の頻尿
頻尿の主な原因になるのは、ストレスや緊張、不安です。「トイレが近い」と意識することで不安になり、それがストレスで頻尿になることも。このような症状は「心因性頻尿」といって、実際には膀胱に尿が溜まっていなくても、尿意をもよおす場合があります。
また、水分のとりすぎや、体の冷えでトイレが近くなることもあり、女性の場合は特に、冷えが原因の頻尿になりやすいといわれています。これらは、水分摂取量に気をつけることや、体を温めることで症状が改善することが多いです。
ほかにも、加齢による体の機能低下が原因で、膀胱が収縮する「過活動膀胱」になってしまい、頻尿になるケースもあります。
◎病気が原因の頻尿
膀胱炎や子宮筋腫など、疾患が原因で頻尿になる場合もあり、まずは疾病の治療が必要。頻尿は病気のサインでもあるので、気になる人は一度、医療機関を受診してみるといいでしょう。
3.頻尿を改善するには漢方医学がおすすめ
頻尿の症状で悩んでいる由美さんは、どうにかして治そうと、インターネットでいろいろと検索。すると、「頻尿には漢方薬が効く」と書いてある記事を見つけたそうです。そこで、由美さんはインターネットで注文できる「猪苓湯(ちょれいとう)」という漢方薬を購入しました。
注文した漢方薬を3カ月ほど飲み続けた結果、だんだんと症状が改善されて、いつも感じていた残尿感が減ってきたといいます。また、由美さんは体がむくみやすい体質なのですが、漢方薬を飲むことによって、その症状も少しずつ改善されてきたそうです。
「水分の摂取量を減らすなど、あれこれ改善方法を試してみたけど、頻尿が治らない」「頻尿の体質って、これから一生変えられないのかな?」など、由美さんのように頻尿に悩んでいる方には、漢方薬がおすすめ。
漢方医学は、体のバランスを整えて自然治癒力を高めることで、全身の健康を回復に向かわせる学問。さまざまな症状に効果が認められている医薬品ですが、自然の素材が体に優しく働くため、一般的に副作用が少ないといわれています。
漢方薬は今起こっている不調を抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すものですので、冷えや疲れ、頻尿などの慢性的な症状や体質に悩む方に最適。バランスのいい食事や適度な運動を毎日続けるのは難しい……という場合でも、漢方薬なら毎日飲むだけなので、無理せず続けられるでしょう。