日テレ1月期『ウチカレ』『レッドアイズ』『きみセカ』視聴率1ケタの苦戦中! フジドラマより低迷の理由とは?
各局1月クールのドラマが佳境を迎えつつある中、日本テレビで放送中のゴールデン/プライム帯の連続ドラマが、軒並み“視聴率1ケタ台”に落ち着いている。ネットユーザーの間でも、今期の日テレ系連ドラには厳しい意見が多いようだが……。
「近年、ドラマの視聴率不振が取り沙汰されがちな局といえばフジテレビですが、現在“月9”枠で放送中の『監察医 朝顔』(以下、『朝顔』)は好調。上野樹里主演の同ドラマは、2019年7月期に第1シーズンがスタートとなり、その後20年11月からは“2クール連続”で第2シーズンが放送中です。同12月14日にオンエアされた第7話が平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した以外は、2ケタ台をマークするなど安定した数字を維持しており、3月1日に放送される第16話にも注目が集まります」(テレビ誌ライター)
そんな中、今期のゴールデン/プライム帯で、視聴率苦戦を強いられているのが日テレドラマである。
「まず、水曜夜10時台に放送中の『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(以下、『ウチカレ』)は、恋愛小説家でシングルマザーの主人公・水無瀬碧(菅野美穂)とその娘・空(浜辺美波)の母娘関係と、それぞれの恋愛模様を描いています。初回こそ10.3%で発進したものの、以降は1ケタ台を推移しており、いまひとつ盛り上がりに欠けている印象です」(同)
一部ネット上には、視聴者から「セリフや展開が古臭い」「脚本が悪い」「このドラマに起用された菅野美穂と浜辺美波が気の毒」との指摘も。
「『ウチカレ』の脚本を担当する北川悦吏子氏は、1996年放送の『ロングバケーション』(フジテレビ系)など、ヒット作や話題作を多数手がけ多くの人々を魅了してきましたが、それも今は昔。『ウチカレ』では、碧と空が実の母娘ではないという展開が進行中で、『娘に彼氏ができないという話はどこへ行ったの?』『タイトルとストーリーが噛み合っていない』といったツッコミの声も聞かれます」(同)
一方、日テレ系で土曜夜10時から放送されているKAT-TUN・亀梨和也主演の『レッドアイズ 監視捜査班』(以下、『レッドアイズ』)も初回は12.4%、第2話で10.4%を記録したが、第3話以降は9%台が続き、いまいち波に乗れていない。
「同ドラマは、最新の監視カメラシステムを駆使して犯罪捜査を行う『KSBC(神奈川県警捜査分析センター)』を舞台に、主人公の特別捜査官・伏見響介(亀梨)らが凶悪な連続殺人鬼に迫るサイバークライムサスペンス。第1話の冒頭、伏見の恋人が惨殺されるシーンが放送されると、この時点で『トラウマレベルの恐怖を感じた』『グロすぎて、もう来週からは見れない』と視聴をリタイアするネットユーザーが相次ぎました」(芸能記者)
『レッドアイズ』には、亀梨のほか共演にもSixTONES・松村北斗と、人気のジャニーズタレントが出演しているため、一定の視聴者はついているようだが、「亀ちゃん目当てでビビりながら見てる。ツラい」「怖くて心が折れそう」といったコメントも散見される。
「『ウチカレ』と『レッドアイズ』は初回2ケタ視聴率から1ケタ台に転落してしまったわけですが、竹内涼真主演で日曜夜10時半から放送中の『君と世界が終わる日に』(以下、『きみセカ』)に関しては、初回と第4話が同率の8.4%で自己ベストを記録したものの、第5話以降は7%台まで低迷。同ドラマは、主人公・間宮響(竹内)がトンネル崩壊事故に巻き込まれ、脱出した時にはゾンビが街を占領していた……という、地上波プライム帯では初の“本格ゾンビサバイバルドラマ”です」(テレビ誌ライター)
ネット上では、「海外で“ゾンビもの”がはやったからって、今さらパクり?」「日本のドラマにゾンビが出てくるのは違和感がありすぎる」といった意見のほか、放送前から「日テレの“Hulu商法”がムカつくから見ない」という声も多かった。
「日テレは、1月期の『きみセカ』地上波放送を『Season1』と位置づけ、『Season2』は3月から動画配信サービス・Huluで独占配信すると発表しています。そのため、『途中からテレビ放送しないなら、最初から見ないわ』『日テレはHulu会員を増やしたいんだろうけど、こういうやり方が気に入らない』などと反感を抱くネットユーザーが続出。それで初回から“大コケ”してしまったのかもしれませんね」(同)
これら日テレの3作品は、最終回までに盛り上がりを見せられるだろうか。
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