加藤浩次、『スッキリ』から外されるのも時間の問題? 吉本興業「大崎会長とは会っていない」発言で“不和”露呈か
春の番組改編に伴い、司会を務める『この差って何ですか?』『スーパーサッカー』(ともにTBS系)の2番組が3月で終了する極楽とんぼ・加藤浩次。2月26日発売の「フライデー」(講談社)では、そんな加藤に直撃取材を行っている。朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)の総合司会も担当している加藤だが、マスコミ関係者の間では「『スッキリ』から外されるのも時間の問題」と、ささやかれているようだ。
「加藤といえば、2019年に雨上がり決死隊・宮迫博之らの“闇営業”騒動を『スッキリ』で取り上げた際、同問題に対する吉本興業の姿勢に不信感をあらわにし、『経営陣が変わらないなら僕は辞める』と、事務所退所を示唆。その後、吉本の大崎洋会長と話し合い、加藤は自ら“エージェント契約”を提案したことなども明かしていました」(スポーツ紙記者)
一連の騒動は“加藤の乱”と呼ばれ、業界内外で話題となった。
「加藤が生放送番組で吉本に対し“宣戦布告”に近い物言いをしたことは、本題の闇営業問題と同じくらい大きな波紋を呼び、『スッキリ』の裏番組である『とくダネ!』(フジテレビ系)や『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でも、加藤のコメントを速報で伝えるなど、異例の報道がなされました」(同)
あれから1年半以上がたち、騒動の発端となった宮迫はテレビ復帰を果たせずにいるが、ここに来て加藤の芸能活動も雲行きが怪しくなっているようだ。
「加藤が司会を務めるTBSの2番組が、今年3月をもって終了します。『フライデー』はこれに触れながら、同局で3月末からスタートする朝の新番組『ラヴィット!』が、『スッキリ』の裏番組であることにも着目。加藤のレギュラー番組が減ることに加え、“競合”となる『ラヴィット!』のMCには同じ吉本所属の麒麟・川島明が起用されることから、“加藤つぶし”の可能性を伝えているんです。同誌の直撃を受けた加藤は、19年10月にエージェント契約に切り替えるまでの自身の発言について『後悔はまったくありません』と話していますが、エージェント契約を結んでから大崎会長とは『一度も会っていない』とも述べています」(同)
加藤の出演番組が減っていく中、ネット上でも「テレビから干される?」「すでに消えかかってる」などと言われ始めている。
「『スッキリ』で強気な発言を連発していた加藤ですが、実際は闇営業騒動を大きくした“みそぎ”的な意味合いで、エージェント契約に切り替えたようなもの。しかし、徐々にレギュラー番組が減って、主要な番組はその『スッキリ』くらいになろうとしています」(テレビ局関係者)
しかし、『スッキリ』で加藤とタッグを組んできたハリセンボン・近藤春菜も、今春の番組卒業が決まっている。
「加藤も吉本とはあくまで“エージェント契約”を結んでいるだけなので、『スッキリ』レギュラーで正式な吉本所属タレントは“天の声”を務める南海キャンディーズ・山里亮太のみとなります。『フライデー』のインタビューを読む限り、大崎会長との関係も決して良好とは言い難い加藤は、いずれ吉本と『スッキリ』の両方から外されてしまうのでは。加藤いわく、吉本との契約は1年更新だそうですが、今年10月の契約更新は危ういかもしれませんね」(同)
もし、加藤が完全に吉本を退所することになっても、現在の宮迫のように“ジリ貧”とならなければいいのだが……。