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「寒かったら上着くらい着ろよ!」男性社員に怒鳴られてショック! 33歳“冷え性”女性「病気になりそう」なほど深刻な悩みとは

2021/02/23 13:30
木村眞樹子(医師)

・冷え性で貧血気味、疲れやすい方:当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 
 体力が虚弱な方におすすめ。体内の水分代謝を整えて、体から余分な水分を取り除いてくれます。足腰が冷えやすい人にもおすすめです。 
 
・冷えからくる肩こりに悩んでいる方:加味逍遙散(かみしょうようさん) 
 ストレスが背景にある冷えに対して用いられる漢方薬です。体が冷えて肩がこり、疲れやすい人におすすめ。体内に滞った気のめぐりや、血の流れをよくしてくれます。

 漢方薬は、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることも。でも、たくさんの種類の中から、自分に合った漢方薬を見つけるのは大変ですよね。

 お手頃価格で不調を改善したい方には、AI(人工知能)と漢方のプロフェッショナルがあなたに効く漢方を見極めて、ご自宅まで届けてくれる「オンライン個別相談・AI漢方」がおすすめ。スマホでも気軽に頼めるサービスで、相談も無料で行えます。

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4.しっかり温活! 冷え性を改善しよう

 「冷えは万病のもと」と言われるように、体の冷えを解消することは、健康のためにもとても大切なこと。愛さんのように、暖房の中でも寒さを感じている人は、ただ我慢するのではなく、食生活の改善や運動をするなど、日常生活を見直してみましょう。

 また、冷え性を体質から改善したいのであれば、専門家に相談して、漢方薬を生活に取り入れることもおすすめ。ご自分に合った体質改善方法を見つけて、自分の体とうまく付き合い、つらい冷え症を改善していきましょう。

木村眞樹子(医師)

医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。妊娠、出産を経て、産業医としても活動する中で、病気にならない体をつくること、予防医学、未病に関心がうまれ、東洋医学の勉強を始める。臨床の場でも東洋医学を取り入れることで、治療の幅が広がることを感じ、西洋薬のメリットを活かしつつ漢方の処方も行う。また、医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療には関わる前の人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、Webメディアで発信も行なっている。

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最終更新:2021/02/23 13:30
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