長谷川博己・鈴木京香の結婚報道は風物詩? “知人コメント”で構成された女性週刊誌記事の怪しさ
例えば先日、世間をざわつかせた元横綱であり父である貴乃花光司に対する長男・花田優一の告発だが、それを掲載したのがやはり「週女」だった。そして本欄でも指摘したが、優一の言葉にはいくつかの疑問点、矛盾があったが、そのまま記事になっているということは、「週女」がそれを問題視せずにスルーしたということだろう。
そして案の定、告発された父・貴乃花が「週刊文春」(文藝春秋)で逆襲告発を行った。双方を読み比べると、その信憑性は圧倒的に「文春」にあった。いや、貴乃花、優一、どちらが正しいのか、真実なのか、本当のところは当事者ではないのでわからない。しかし記事から醸し出される読者に対する“納得性“は貴乃花サイドの、いや「文春」の圧勝だった。メディアの力量の違いなのでは、と思うほどに。
そして今回の井上拓真に対する告発記事も、掲載時期が近いということもあるが、花田優一告発と同じような構図、記事に見えてしまった。まあ、「週女」に限らず、今の「文春」と勝負しても、どこも勝てないか――。
夫が首相の座から降りても、相変わらずのお騒がせぶりを見せているのが前ファーストレディ・安倍昭恵夫人だ。「週刊ポスト」(小学館)が先日スクープしたものだが、昭恵夫人が昨年2月に首相官邸で開いたランチ会に出席していたラッパーのTOMOROが、今年1月に詐欺罪で逮捕されていた。
昭恵夫人の周辺で“またしても”事件や逮捕者が。これまでも森友問題の発端は昭恵夫人だったことは周知の通りだが、ほかにも「桜の会」に招待し、夫人と一緒に写真にもおさまっていた人物が実は大物半グレだったり、出資者でもあるマルチ企業幹部がIR汚職に絡んで逮捕されたり――。周辺には胡散臭い人脈や事件関係者がウジャウジャ!
というのが今回も証明されたが、「女性自身」ではTOMOROの詐欺事件、そして逮捕された本人に関連し、梅宮アンナを直撃している。なぜか。TOMOROが周囲に“アンナと付き合っている”と吹聴していたからだ。が、しかしアンナはきっぱりと否定。アンナの説明は具体的でしごく納得できるものだった。昭恵夫人とその夫にアンナの爪の垢を煎じて飲ませたいほどに。