3大コンビニ、“350円以下”サンドイッチNo.1をプロが決定! 「高コスパ」と太鼓判の商品は?【セブン、ローソン、ファミマ】
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン、「サンドイッチ」買うならココ!
朝食やランチなど、とにかくササッと食事を済ませたい時、コンビニのサンドイッチを選びがちな人も多いのでは。野菜の栄養やたんぱく質を一度に摂れる便利なメニューですが、種類が多くて迷いますよね。そこで今回は、管理栄養士の川村先生がコンビニ大手3社の“おすすめ高コスパサンドイッチ”をピックアップ。どのコンビニが一番コスパに優れているのか、ランキングも発表してもらいました。
――栄養素面から見たサンドイッチの魅力と、選び方のポイントはなんでしょうか?
川村郁子先生(以下、川村) 片手で手軽に食べられるのに、レタスやきゅうりなどの野菜、卵やチキンなどのたんぱく質、パンの炭水化物など、いろんな栄養素が一緒に摂れるのは、サンドイッチの魅力ですよね。おにぎりと比べても具材のバリエーションはかなり豊富なのではないでしょうか。
ただし、サンドイッチはマヨネーズやチーズ、ハム、カツなどとの相性もいいため、脂質の割合が高くなりがち。具材によっては、たんぱく質や微量栄養素が不足してしまうこともあります。手軽に食べられる半面、全体的な栄養素が少なくなることもあるので、使用している具材に注目して、メニュー選びを工夫する必要があるでしょう。また、スープや具だくさんのサラダなどと組み合わせて、バランスを整えるとよりいいですね。
――それでは早速、「セブン-イレブン」のおすすめサンドイッチを教えてください。
川村 まずは「たんぱく質が摂れるチキンサラダサンド」(345円/税込、以下同)をおすすめします。脂質を抑えつつ、たんぱく質をしっかり補いたい方にはうれしい商品ですね。チキンや卵、ハムなど、たんぱく質を多く含む食品が入っているだけでなく、全粒粉入りのパンが使用されているので、香ばしさを楽しみつつ、微量栄養素も補えるのが魅力といえます。
「野菜ミックスサンド」(270円)も、トマトやレタスなどの野菜、卵やチーズ、ハムなどたんぱく質を含む食品が入っていていいですね。彩りもよく、いろんな具材が入っているのでお得感もあります。
「チキンカツサンドたっぷりキャベツ入り」(334円)は、これ一つでおなかいっぱいになりそう。揚げ物なので脂質は多く、カロリーも472kcalと高めですが、キャベツで食物繊維が補えます。食べごたえもあり、満足感も得やすいので、1品でのコスパは高いのでは。「お昼にしっかり食べて、午後もバリバリ働くぞ!」という時は、私もカツサンドを選びますよ!