『世界の果てまでイッテQ!』ロッチ・中岡創一の企画に「危険」の声続出! 「もはや放送事故」の指摘も
1月31日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。この中で、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一を襲った“悲劇”が、ネット上で物議を醸している。
今回は、恒例企画「ロッチ中岡のQtube」を放送。YouTubeで話題となった動画を再現するというもので、中岡は人とマネキンが高速で入れ替わる動画や、“人間コンパス”の撮影など、計7つの企画に挑んだ。
「その中で中岡は、“カヤック1回転”という動画撮影にも挑戦。1人乗りカヤックを水の中に垂直に沈め、浮き上がってくる反動で1回転して着水するという、アクロバティックなものでした。フリースタイルカヌー競技で日本選手権8位に入賞した選手をコーチとして、これに挑んだ中岡でしたが、カヤックを水に沈めると、そのまま転覆。カヤックに足を固定されていた中岡は自力で脱出することができず、しばらく水中に沈んでしまい、コーチやスタッフに救助されてようやく水上に。中岡は『辞めるわ! 辞める辞める、怖すぎた!』と悲鳴を上げていました」(芸能ライター)
結局、このチャレンジを1回で諦めた中岡。「成功する確率と、俺が亡くなってしまう確率、亡くなる確率のほうが高いと思うねん」と危険性を訴えたものの、ナレーションでは「中岡、史上最速で心が折れる」とイジられていた。
「中岡はその後、“バレーボール同時シュート”という、5人で同時にバレーボールをトスし、バスケットのゴールに入れるという企画にも挑戦。こちらは、約4時間にわたってロケを行い、365回の挑戦で見事成功しましたが、VTRを見ていたウッチャンナンチャン・内村光良から『カヤックは1回で諦めたけど、バレーボールは諦めないんだね』『カヤック50回飛び込めよ』とツッコミを受けることとなりました」(同)
しかし、ネット上では“カヤック1回転”について、「視聴者から見ても危険だと思った。素人にやらせるものじゃない」「全然笑えないし、普通に怖い。中岡さんが無事でよかった」「これ、もはや放送事故でしょ。何かあったらどうするんだ……」などと、その危険性を指摘する声が続出。中には「内村は『やるやら』の事故を忘れたの?」と、かつてフジテレビ系で放送されていたバラエティ番組『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(1990〜93年)を打ち切る原因にもなった死亡事故を引き合いに出し、内村のイジリに不快感を示す声もあった。
「『イッテQ!』でも過去に、出演者が負傷する事故を起こしています。2019年5月、ロケでインドを訪れたお笑い芸人・みやぞんが、収録中に左足首を骨折。全治2カ月程度のケガを負ってしまったんです。この際、『今後は番組制作において、より一層安全対策に万全を期してまいります』と局側からの発表がありましたが、中岡の件で危機管理の体制に疑問を持つ人がいてもおかしくないでしょう」(同)
今回は大ごとにならなかったとはいえ、心配をされるどころか「全然笑えない」と言われてしまっては、バラエティ番組として残念な内容なのかもしれない。