こればっかりはどうしようもない

『世界の果てまでイッテQ!』視聴率8.9%と爆死も……“やらせ疑惑”の「お祭り企画」にファンからエール

2020/12/27 12:00
サイゾーウーマン編集部
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『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)公式サイトより

 12月20日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。同日は、テレビ朝日系で『M-1グランプリ2020』、フジテレビ系で『鬼滅の刃(柱合会議・蝶屋敷編)』が『イッテQ!』と同時間帯に放送されており、共に高視聴率を獲得していた。『イッテQ!』も通常なら、2ケタ台が当たり前だが、この日ばかりは8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と、前週の12.0%から3ポイントもダウンする結果に。しかし、ネット上では“ある企画”について根強いファンからエールが送られていたようだ。

 今回は「2020年 年忘れ! 爆笑アワード」と題して、2020年の総集編を放送。3月分の振り返りでは、お笑い芸人・宮川大輔を中心とした人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」の映像が流れた。

「宮川の『お祭り企画』といえば、2018年11月に『週刊文春』(文藝春秋)が“やらせ疑惑”を報じて世間から批判を浴び、大炎上したことが記憶に新しいでしょう。番組の看板企画でしたが、『文春』の報道以降、約1年4カ月にわたって封印されることに。今年3月の放送でようやく復活となったのですが、宮川は再開に感極まったようで涙ぐんでしまい、スタッフに『ちょっと誰か笑かせて』と頼む場面も。ネット上では当時、『復活できて本当によかった!』『うれしくてこっちまで泣けてくる……』『これからもお祭り企画楽しみにしてます!』といったエールが飛んでいました」(芸能ライター)

 しかしその直後、新型コロナウイルスが世界的に大流行し、海外ロケはストップ。国内ですら取材するのが難しく、祭りそのものが中止になってしまったケースも少なくない。そんな状況の中、総集編でこの場面が流れたため、ネット上では「復活するタイミングが悪すぎたよね。どうにもならないけど、悔しいなあ」「宮川さんの気持ちを考えるとつらい。早くロケができるようになってほしい」「総集編見たら感動と共に、悲しみが込み上げてくる……」などと、複雑な声が上がっていた。

「やらせに宮川が関与していなかったとはいえ、炎上した企画にこれだけポジティブな反応や応援の声が集まるのは珍しいでしょう。宮川といえば、先月29日に放送された同番組の中で、ロケ中に転びそうになったデヴィ夫人を出川哲朗が支えたものの、『おっぱい触っちゃった!』と発言していたことに対し、『一言目に「おっぱい触っちゃった」って言うのは、普通違いますよね』と苦言を呈したことがネット上で話題に。出川に『気持ち悪い』などと批判が集まる一方で、宮川には『ちゃんと注意してくれてよかった』といった好意的な反応が多かったです。『お祭り企画』で思わず涙を見せるなど、彼のストレートな部分が視聴者にウケているのかもしれません」(同)


 大人気コンテンツの“裏番組”になったからこそ、『イッテQ!』の人気を支えるファンの反応がよく見えた、今回の放送。来年こそは、世界各地の祭りに突撃する元気な宮川の姿が見たいものだ。

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最終更新:2020/12/27 12:00
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