“お騒がせ息子”花田優一、父・貴乃花光司に「1時間半くらいつかみ合って殴られた」告発への疑問
記事によれば、暴力があったのは17年2月12日、品川区内の高級住宅街でのことだったという。優一のマンションに乗り込んだ貴乃花が、外に出た優一につかみかかった。
「父がみたこともない形相で突然つかみかかってきました。そのまま道端で1時間半くらいつかみ合って……殴られて……。通りかかった人も、ギョッとして、逃げるように通り過ぎて行きました」
高級住宅街の道端で1時間半殴られた。目撃した人もいた。しかし誰も警察を呼ぶこともせず、止めることもしなかった? それはあまりに不自然だ。しかも横綱までいった貴乃花だ。靴職人の息子がこれだけ長時間暴力にさらされたら、かなりやばい状況になるのではないのか。さらに告発では、その後、優一は父に髪を掴まれ引きずられるように実家に。そしてリビングで正座させられたという。
「さらに理不尽に僕を痛めつけると気がすんだのか、父は“帰れ!”と吐き捨てるように言って、解放されました」
そして心配した母の進言で病院に行ったという。しかし、なぜか記事には診断結果(たとえば全治⚫週間とか)の記載はない。かなり盛っているのでは、と疑問に思わざるを得ないのだ。
一方で、貴乃花も「離婚は優一のせい」だと週刊誌で発言するなど、息子への不信感をあらわにしてきた。そもそも自分たちの離婚を息子のせいにするというのは、どういう神経だと思うが、そんな父親なのだろう。つまりどっちもどっち。
そう考えると、この告発も半分くらいに思いながら読むといい。
それにしても、若貴の大フィーバーを懐かしく思い出す。若貴兄弟が快進撃を続け、その両親とともに日本を代表するような一家の姿が連日報じられた。しかしだからこそ、その後の展開は人々を驚かせた。宮沢りえとの破局で「もう愛情がなくなった」と突き放すように語り、その後は洗脳騒動が勃発。結局母親の藤田紀子、そして兄・若乃花虎上と断絶した。その後も波乱万丈、トラブルを引き起こし続けてきた貴乃花。そして今回は実の子どもからも――。
そこには人を切り、人から切られ、そして孤立していった貴乃花の姿が浮かぶ。
この告発に対し、貴乃花サイドは「週刊女性」の取材に対し、「看過できる内容ではない」と答えている。今後どんな展開があるのか、父親の逆襲はあるのか、注目したい。