「給料が少ない」と偽っていた夫、子どもが生まれてから超クレーマーな本性があらわに!
――彼と仲が悪くなっていったのは、経済的なことが一番の問題だということですか?
というよりも、経済的なことについての話し合いができない――ということ。ほんと一切話し合いができなくて、1日こういうことがあったという報告もなくて、私も途中で諦めて子どもの話しかしなかった。あと、子どもが生まれてから、徐々に本性が現れてきたというか。人の話を聞かないとか、実は彼自身も切れやすかったとか……というのが少しずつあらわになっていきました。
――例えば?
最近よく、あおり運転の報道があるじゃないですか。あれと同じ。車に乗っていて、実際そういうこともあったし。レストランで料理に髪の毛が入ってたりとかしたら、もう店員を罵倒ですよね。子どもが生まれるまでは、そういう本性はほとんど出さなかった。けど、次第に超クレーマーということがあらわになって。だから、店員に向かって「店長呼べ」って絡み始めたりするのを見て私はあきれるしかなかった。
――芽衣子さんへの暴力はありましたか? ギャンブルとか飲酒といったものはどうですか?
彼にDVは無理。少林寺拳法やっていたらしいけど、私より小柄だし。だからカッとはするけど、シュンとしていましたね。ギャンブルにはまってた形跡もないし、お酒は体質的に飲めない。ただ彼は秋葉原が大好きで、電気部品とかをなぜか、2つずつ買うんですよ。服もそうだし、脚立とかわけのわからないテーブルもそう。あとね、買ったものを忘れるんですよ。それで何回も同じものを買ったりしていました。
――そのほか、嫌な点はあったんでしょうか?
他者との関わりがないんです。結婚生活中、友達という人に会ったことがない。とにかく社交性がないんです。彼の実家に行っても、子どもを地元の公園に遊びに連れていったりすることは一切ない。学校の行事も、私に言われればようやく行くけど、自分からは行かなかった。