サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」「メンタルが弱い」高嶋ちさ子の実態 コラム [再掲]仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 高嶋ちさ子、20年間「心療内科通い」を告白……彼女が「努力ばかりしてきた小さな女の子」に見えるワケ 2021/01/22 16:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 キレやすい人は、甘えん坊でもある? 高嶋の中には“不安の種”が絶えずくすぶっていて、そこにイレギュラーなことが起きると、どうしたらいいのかわからなくなって、キレてしまうのではないだろうか。キレやすい人は、甘えん坊でもあると私は思う。高嶋がキレたエピソードを披露する時、その対象は夫や子ども、もしくは「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」の所属メンバーである若い女性の場合が多いが、彼らは全員、高嶋に「逆らえない、もしくは逆らわない」人たちである。子どもは母親の愛がなければ生きていけないし、女性の団員が高嶋にたてついたら、仕事に不利益になることは目に見えている。高嶋の夫は温厚で、高嶋がキレても自分がキレ返すタイプではない(高嶋の夫がキレて物に当たるタイプだったら、高嶋のバイオリンは破壊されているだろう)という。キレやすい人が、実態のない“不安”を抱える一方で、「この人になら怒っても大丈夫」と相手を選んで、どこかで甘えているように私には見える。 高嶋は『ソロモン流』(テレビ東京)で、ダウン症の姉について、母親から「姉を大事にしないとバチが当たる」「姉がいるから高嶋もこの世にいる」など、姉を大事にするように繰り返し言われていたことを明かし、また過去の『徹子の部屋』でも、姉に意地悪をしたり、姉を変な目で見たりする人に対し、兄と一緒になって仕返しをするうち、喧嘩っ早くなってしまったと語っていた。 さらに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、「私より兄の方が、出来が悪いのに、母親は兄をかばう」とコメントするなど、自分より兄の方が母に可愛がられていると感じているようだ。こういったエピソードから見え隠れする高嶋は、豪快でも乱暴者でもなく、「親の言うことをよく聞いて、努力ばかりしてきた小さな女の子」であるように私には見える。 高嶋は2人の息子がおり、『徹子の部屋』で長男について「ぼけっとしているところが可愛いです」と語っていた。ぼけっとしているように見えることと、長男が本当にぼけっとしているかは別問題だが、もし後者である場合、誰にも変な気使いをせずに過ごせているという意味で、彼は幸福なのかもしれない。『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で、息子について「こんなに男の人に愛されたことないっていう幸せはありますよ」とも語っていた高嶋。だからこそ、そんなキイキイせずに、ぼけっとしたお母さんになってはどうかと思うのだが。 前のページ12 仁科友里(ライター) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 記事一覧 X:@_nishinayuri 最終更新:2021/01/22 16:00 楽天 悪魔のロマンス〜Romance Del Diablo〜 「息子たちがいかに私を好きか」を満足げに語る高嶋が印象的だった 関連記事 西野亮廣のオンラインサロン会員になっても……「夢をかなえることは難しい」と思ってしまうワケ有働由美子アナ、女友達の写真を見て「余りもの」呼ばわり! セクハラじみた発言なのに炎上しないワケ小島瑠璃子に見る“嫌われる”才能……『キングダム』作者との交際が「騒がれたワケ」の自己分析に感服!小島慶子、小林麻耶、宇垣美里……もてはやされるフリー女子アナたちの“弱点”をえぐる!花田優一「来年は絶対に紅白に出る」宣言! 彼の「底の浅さ」と「へこたれなさ」が生きるテレビ番組とは? 次の記事 佐藤勝利&岸優太、先輩から「ポンコツ」呼ばわり >