嵐・松本潤、大河ドラマ主演は「青天の霹靂」! 「NHKとジャニーズが揉めたのも影響?」ウラ事情に迫る
嵐・松本潤が、2023年に放送されるNHK大河ドラマ『どうする家康』で、主演を務めることが明らかになった。嵐は昨年12月31日をもって活動休止に入り、松本に関しては「演出や後輩のプロデュースに専念するのでは」といった説も浮上していたが、今後は役者業に精を出す方針のようだ。
同作は徳川家康の生涯を描く物語で、ドラマ『コンフィデンスマンJP』や『リーガル・ハイ』(ともにフジテレビ系)などで知られる古沢良太氏が脚本を担当。総合情報サイト「NHKドラマ」に掲載された松本のインタビューよると、オファーが来たのは昨年11月だったといい、「嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思ってた僕は、これだけの大きな事を決める事はできないと思い、結論を待って頂きました」と、すぐには決断できなかった旨を明かしている。そして、年が明けてから考えた結果、「嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません。また次に、心血を注いでみんなとモノづくりができるなら、この大きな挑戦をしてみたい」との思いから、大役を引き受けることになったそうだ。
「これまで、嵐のメンバーが大河ドラマに主演した過去はなく、今回の松本が初。ジャニーズ事務所に所属するタレントが大河の主演を務めたのは、『琉球の嵐』(1993年)の東山紀之、『新選組!』の香取慎吾(04年、当時はジャニーズ所属)、『義経』の滝沢秀明(05年、現副社長)、『軍師官兵衛』(14年)のV6・岡田准一。松本は岡田に続いて5人目の大河主演ジャニーズとなりました」(芸能ライター)
嵐は、昨年大みそかの『第71回NHK紅白歌合戦』に出演し、同日の配信ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を最後にグループ活動を休止。21年以降は、大野智が一旦芸能界から離れる一方、二宮和也が俳優業、相葉雅紀はバラエティなどのMC業、櫻井翔もキャスター業をはじめマルチに活動を続ける中、嵐のコンサートでも演出担当だった松本は、「裏方に行くのではないか」とささやかれていた。
また昨年末、スポーツ紙の取材に対し、松本は「ちょっと僕は少しゆっくりしようと思っています。決まった定期的な仕事を受けていないので。少しゆっくりしながら今後のことを考えて、その中で自分が何をやりたいかとか、どういうことを今後、続けていきたいのかを含め。ゆっくり充電させてもらってから動き始めようかなとは思います」と、これからの展望を明かしていただけに、「まさか大河に主演するとは、青天の霹靂」(テレビ関係者)との声もある。
「昨年、嵐とNHKをめぐっては、『紅白』絡みで少し揉めていたようです。NHKはこれまで散々嵐をプッシュし、同局の『東京2020オリンピック・パラリンピック』放送スペシャルナビゲーターにも抜てきしましたが、昨年末の『紅白』で『5人に司会を務めてもらいたい』という希望は、『配信ライブがあるから』という理由で断られてしまった。これを受け、『局の上層部がジャニーズサイドに激怒している』ともいわれていたんです。そんな事情があるだけに、ジャニーズとしても『できれば大河のオファーは受けたい』と考えたのかもしれませんね」(前出・芸能ライター)
『どうする家康』は、22年夏にクランクイン予定とのこと。松本の脇を固める共演者はどんな顔ぶれになるのか、続報に注目が集まる。