木村拓哉主演『教場II』続編、視聴者から期待の声続出! 一方、明石家さんま再登場に「世界観が台無し」「興ざめした」と批判も
木村拓哉が主演を務める新春スペシャルドラマ『教場II』(フジテレビ系)が1月3日と4日の2夜連続で放送された。平均視聴率は、3日放送の前編が13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、4日放送の後編が13.2%といずれも高視聴率をマークし、ネット上では早くも続編を期待する声が多く上がっている。一方で、明石家さんまが登場したラストの演出には「雰囲気ぶち壊し」「いきなりコントが始まって台無し」と批判が噴出しているようだ。
「同ドラマは、長岡弘樹氏の同名ベストセラー小説(小学館)が原作。警察学校を舞台に、生徒たちがさまざまな葛藤や事件を乗り越え卒業するまでを描いたミステリーサスペンスで、昨年の正月に第1弾が放送されました。今回の第2弾では、木村は警察学校“最恐”の教官と恐れられる風間公親役を続投し、200期の生徒役を、濱田岳、福原遥、矢本悠馬、Snow Man・目黒蓮、上白石萌歌ら、199期の生徒役をジャニーズWEST・重岡大毅、三浦貴大、佐久間由衣らが演じました」(芸能ライター)
昨年の第1弾では、木村の迫力ある演技に加え、生徒役の熱演にも視聴者の注目が集まっていたが、今回も濱田や矢野、重岡らの迫真の演技に、ネット上では「引き込まれた」「すごすぎる」と絶賛の声が。また、手に汗握るストーリー展開にも「すっかり見入ってしまった」「あっという間だった」との声が寄せられていた。しかし、4日放送の後編のラストに登場したさんまの出演シーンに対しては、「これまでの世界観が台無し」「ふざけすぎ」と視聴者の不満が爆発している。
「今回は、工藤阿須加や大島優子ら、第1弾の生徒役キャストも多数出演し、ネット上では歓喜の声が上がっていました。そんな中、さんまは、前作で警察官になることを諦め、実家の旅館を継いで女将となった枝元祐奈(富田望生)のシーンに登場。枝元にご馳走になったおまんじゅうの支払いをすると言いつつも、『つけとって』と冗談を飛ばす陽気な警察官を演じていました。しかし、それを聞いた枝元が『ズコッ』とコケるリアクションをすると、『ヘタやなぁ』と言って、コケ方のレクチャーを始めたため、ネット上では『なんで急にコントが始まるの?』『今までの流れに必要ないよね? 興ざめした』と批判が噴出したのです」(同)
さんまは前作ラストの枝元のシーンにもサプライズで登場し、「いらない」「ぶち壊し」と散々批判を受けていたが、主演の木村とはプライベートでも親交が深い仲だけに、今回も引き続き友情出演を引き受けたのだろう。ただ、ネット上では「いい加減にして」「こんな最悪な友情出演見たことない」と大不評を買ってしまったようだ。
なお、『教場II』のエンディングでは、木村演じる風間教官の片目が義眼である真相と、刑事時代の後輩・遠野章宏(北村匠)の死の理由が明らかとなり、さらには200期で入学してきた鳥羽暢照(濱田岳)が、遠野を殺した犯人の顔を見ていたことが発覚。次につながる流れができたことで、ネット上では早くも続編の制作を求める声が続出している。仮にさんまが再々出演するならば、次はドラマの流れを壊さない形で登場してほしいものだが、果たして……。