大泉洋、『紅白』白組司会が不評だったワケ……タレントパワーランキング初の1位獲得も「うるさい」「邪魔」と株下げた!?
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、初の“無観客開催”となった『第71回NHK紅白歌合戦』。総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良をはじめ、紅白それぞれの司会者は懸命に場を盛り上げていたが、「一部ネット上には、白組司会の俳優・大泉洋について『うるさすぎる』といった苦言も寄せられていた」(芸能ライター)ようだ。
「総合司会は、今回が4回目となる内村と、3回目の桑子真帆アナウンサーが担当し、安定した進行ぶりを披露。一方、紅組司会には女優・二階堂ふみ、そして白組司会に大泉が起用され、両者ともこれが初めての『紅白』司会となりました」(同)
ネット上には、二階堂の司会ぶりについて、「落ち着いていて感心した」「愛嬌と、真面目な雰囲気のバランスが良い」「女優さんだけど、意外な才能だね!」など、高評価が続出。かたや大泉は、「明るくて好き」「にぎやかな雰囲気が年末のお祭り感にピッタリ」という意見もあったが、「アーティストが主役なのに、大泉がうるさすぎ」「から回っている」といった書き込みも見受けられた。
「大泉はこれまで、俳優として評価されるだけでなくバラエティでも大活躍し、『日経エンタテインメント!』(日経BP社)による『タレントパワーランキング2020 男優編』では初の1位を獲得。それほど好感度が高く、またNHK大河ドラマなど同局の作品に多数出演している実績が認められ、今回司会に抜てきされたのでしょうが、“『紅白』の司会者”としてはミスマッチだったようです。視聴者の間で特に物議を醸した場面が3回もありました」(スポーツ紙記者)
まず、後半戦に出場した紅組の歌手・LiSAが、テレビアニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MX)や大ヒット中の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(20年10月16日公開)の主題歌をメドレーで歌唱する前、大泉はトークの際に自身の主演映画『新解釈・三國志』(同12月11日公開)を引き合いに出して「(『鬼滅』の)おかげで『三國志』っていう映画のヒットが目立たない」と発言。内村が「それはいいじゃない」とやんわり制止する中、一部ネットユーザーの間では「NHKで、全然関係ない自分の映画の宣伝ってアリなの!?」と、騒然としていた。
「また、大泉が白組のトリとして登場した歌手・福山雅治のモノマネを披露する一幕もあったのですが、視聴者から『スベってる』『見ていて恥ずかしい』というコメントも。さらに、全アーティストの大トリを務めた紅組歌手・MISIAのステージでは、曲が終わりきる前に『ブラボー!』と大声で叫び、『世界観が壊れてしまった』『邪魔でしかない』といったクレームも噴出していたんです。ちなみに今回、白組は紅組に大差で負けてしまったのですが、大泉の司会ぶりが影響したなんてことは、あるのかないのか……」(同)
大泉としては自らのキャラクターを生かして司会に臨んだのだろうが、『紅白』で求められているのは、二階堂のような落ち着きある司会ぶりなのかもしれない。