[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

中学受験しないのに! “受験問題テスト”を出す習い事、小5の娘は辞めました

2021/01/04 19:00
叶井俊太郎(映画プロデューサー)
(C)倉田真由美

 2020年もあっという間に終了ですわ……。さて、1年を振り返ってみようと手帳を見てみた。

 コロナの非常事態宣言の最中、オレは配信番組の製作もやってたので、自粛できなかった。ほぼ毎日会社に行き、取引先とスタジオ撮影など仕事面ではかつてないほど忙しくなったね。今までは映画配給だけだったけど、これにプラスして配信番組の製作だからさ。あと11月の引っ越し。12月下旬まで家具が届くし、粗大ゴミの回収もまだ終わらない。

 そして、娘のココ関連だと習い事。まず幼稚園から約5年続けてきたバレエを4月に辞めた。バレエ教室に友達もいなくなったのもあったし、ココ本人も「つまらんから辞めたい」と言うので辞めることに。あとヒップホップダンスも、4月で辞めた。理由はバレエと同じく友達がいなくなり、小さい子どもだらけになってしまったから。そして小学1年から通ってきた科学実験教室。これも辞めることとなった。理由は、中学受験をするのをやめたから。

 科学実験教室は理科の授業を通して、ほかの教科の勉強も取り入れている。中学受験する子ども向けの授業で、5年生になると授業の後にテストをやるんだけど、問題が中学の受験問題なんです。6年生がやるテストを5年生がやって、ココは毎回50点くらいなんだけど、ほかの子どもたちは80~100点! スゴすぎ。妻くらたまは受験問題で50点取れればすごいことだと言うけど、ココは毎回のテストにプレッシャーをかなり感じてきたみたいだな。

 4年くらいまではいろんな工作とか実験ができて楽しそうだったんだけど、5年から完全に中学受験向けの授業になって楽しくなくなったんだろう。ハッキリ言って、オレは授業を聞いててなんのこっちゃ意味わからんしね。それなのに50点取れるのは、オレから見れば「天才だ!」と衝撃を受けたんだけど。6年になったら、さらに難しい授業になるので5年生終わりで科学実験教室も辞めることにしました。でも、6年の1回目の授業がブタの解剖とあって、これはかなり気になる。見れないのは残念だ!


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