伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

5年分のホコリが積もった「カーテン」、カビの根が生えた「窓枠サッシ」……汚部屋をプロが大掃除してみた!

2020/12/14 19:30
伊藤まき(収納ライター)

[手順3]手が届かない、溝や隙間には「ナイフ」

ナイフなら、どの家にもほぼありますよね(C)maki_organize

 溝の汚れは、ダブルブラシ、割り箸、木ベラを用意するのが定番ですが筆者は「ナイフ」を使います。アルミサッシに傷が付かないよう配慮すれば、取りやすさ満点です。

[手順4]ウタマロクリーナーで拭き上げ

窓枠やゴムにカビが出やすい時期(C)maki_organize

 サッシと木枠の溝に、カビの根がありました。汚れを根元からしっかり取り除くために、「ウタマロクリーナー」で拭き上げます。カビが生えた場合は、仕上げにカビキラーやハイター(塩素系漂白剤)を使用します。

[After]

壁紙の溝も、水分が残らないように拭き上げ(C)maki_organize

 結露でカビが出やすい冬こそ、溝や隙間までしっかり拭きます。また、水で流す掃除もこのタオルなら早く乾きます。

[窓掃除のまとめ:ビフォーアフター]

 Aさん宅のカーテン周り[Before]→[After]です。汚れている印象がなくても、真っ黒でした。


 [After]と比べると、全体的な重さがわかります。

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 Aさんも感動するほど、全体が明るくなりました。厚手のカーテンは1年に2度(梅雨明けと年末)、薄手のカーテンは季節別とお手入れの頻度を決めるとわかりやすいと思います。

 

伊藤まき(収納ライター)

伊藤まき(収納ライター)

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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最終更新:2020/12/14 19:30
ウタマロクリーナー 400ml
いろいろ身につまされました……