アーティストXの薬物逮捕情報出回る! 「マトリがガサ入れに」マスコミが湾岸署集結、大騒動の顛末とは?
12月7日、一部メディア関係者の間で、“有名人の逮捕情報”が出回ったことにより、取材合戦が繰り広げられたという。複数の“容疑者名”が浮上したのち、有名男性アーティスト・Xの名前が絞り込まれたというものの、結果的にXの身辺には何も変化が見られなかったそうだ。水面下で一体何が起こっていたのだろうか?
「正午を過ぎたあたりから、『マトリ(厚労省麻薬取締官)が、有名人宅をガサ入れ(家宅捜索)したらしい』『その有名人を容疑者として勾留したようだ』という情報が、捜査関係者周辺から聞こえてきました。しかし、一向に動きがみられないため、次第にメディア関係者の間に、不確かな情報ばかりがどんどん広まっていったようです。毎年この時期になると『年内に◯◯が捕まる』といったウワサが流れるだけに、週刊誌を含めた多くのメディアが『先行して取材しよう』と動き始めていました」(警視庁担当記者)
この時点では容疑者は不明だったというが、マトリ案件のデータから、次第に何人かの名前が浮上するように。
「夕方になる頃には、警察周りの記者だけでなく、それこそワイドショーやスポーツ新聞の芸能担当者までもが、『Xが逮捕された?』とウワサし始めました。確かにXは、過去に薬物絡みの疑惑が浮上していたこともあるだけに、信憑性がどんどん増していったんです」(同)
Xの家族には芸能活動を行う有名人もいるだけに、逮捕されれば業界内外に衝撃が走ることは必至。そのため、芸能人が移送される可能性が高い湾岸警察署、またマトリの拠点である九段下の合同庁舎には、一時多くのマスコミが集結したのだという。
「しかし、その後、まったく続報が出てこなかったんです。本当に逮捕されるのであれば、同日中には警察から発表があるはずだし、肝心のXにしても『身柄を拘束されていない』と裏付けされたため、結局、深夜前に『逮捕情報はガセだった』という結論に至りました。Xと別の人物を取り違えてしまったのか、そもそもガサ入れ情報自体がガセだったのか……。いずれにせよ、ここまで具体的な話になってマスコミ中に広がってしまうのは、前代未聞の出来事かもしれません」(スポーツ紙デスク)
現在、世間では、アンジャッシュ・渡部建の不倫謝罪会見ばかりが注目を集めているが、Xの逮捕が事実だったとすれば、話題は完全に切り替わっていたはず。今後の動向に注視していきたい。